ギザギザの刃 | |
攻撃力は低いが速度は早い | |
出現率:2.15% | |
ダメージ80%、攻撃速度150%
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「ギザギザの刃」(Sawblade)は最もドロップ率の高いありふれた武器の1つ。極めて高い攻撃速度と低い(一発あたりの)攻撃力を持つ。MCは困難というか基本的に不要。
弾速と連射速度がどちらも高いため、極めて敵に当てやすい武器である。エレメント系・ヘッドショット・召喚系のような、弾が当たりさえor出さえすれば効力を発揮するスキルなどと相性が良い。
1発ごとの威力とノックバックは小さいが、高速性と弾数を活かし敵の動きを効果的に制することができる。鎌のように吹っ飛ばすのではなく、連続ヒットでたじろがせて身動きを取れなくするといった感じである。
火力の低さゆえに対ボスでの弱さが目立ち最弱武器とされることも多かったのだが、周回・PvP・デュオなどでは強さを発揮する。火力を出す武器が遠征の拳一強となってしまい他の火力系武器が無用の長物と化してしまった結果、それとは対極の性質を持つギザギザは拳との使い分けが成立するほぼ唯一の従来型武器となってきている。拳時代の名脇役と言えよう。
隠しバフで、シェイドのみ攻撃速度が向上する。
初期状態から攻撃速度が150%と極めて高いため、放置してもかなりのペースで連射できる。裏を返せばMCによる発射ペースの向上の余地が小さいということでもあり、初期状態では猛連打して若干速められなくもないが、1つでもブーストやマルチを取るとまず空振りになるだけである。基本的に放置で使うものと思っておこう。
このために実戦での火力期待値が小さくなってしまう。モブ戦では命中精度の高さで補われるため問題ないのだが、ボス戦では火力不足に悩まされがちである。
これはASPDの効果が高いことも意味するので、ギザギザの場合は攻撃速度をどんどん上げていっても火力がきれいに比例して向上する。近接武器のようにダイアゴナルやサイドにも依存しないので、スキルの運に左右されにくい。マルチ・フロント・ASPDをどんどん取って正面への攻撃を強化していこう。「神聖タッチとバウンス壁のコンボ」のルーンがあるなら揃えていくとド派手なことになる。
自分はあまり動かずMCもせず、放置しておけば敵に凄い勢いでヒットし続けてしまうので初心者にはとても優しい。終盤でも、拳や刀の後に使うとあまりに何もしなくていいので楽すぎてびっくりする。せいぜい時々位置調整してやるだけでいい、怠け者にぴったりの武器である。
放置でも猛烈な連射ができ、命中精度も高いギザギザは(ボスラッシュ以外の)周回にとても向いている。
戦闘開始直後の3秒間は攻撃速度がさらに速くなるので、通常編成の簡単なステージであればこの3秒間でほぼ片付いてしまう。早撃ちブレスレットを併用すればさらに快速。敵モブの攻撃も無視できない難度のステージの場合は、無敵のブレスレットを使えばこの3秒をフルカバーしてくれるので完全放置すると良いだろう。
特に★4以上の猫法師に持たせて放置することで、ほぼ常時クリティカル率+25%が発動するためモブはあっという間に全滅してくれる。壁裏のモブも大量発生した猫砲が片付けてくれるので手間いらずである。
スキン「ヘルメスの短剣」があれば移動速度がとんでもなく速くなるので、遠隔敵が逃げ回るようなステージも爆速で周回が可能である。
周回はボスラッシュで済ませることが多いだろうが、通常編成やウェーブ制を周回に使うのが圧倒的に楽になるので、時間や手間をかけすぎることなくエネルギーあたりの収穫量の向上が見込める。(ボスラッシュの周回はメリンダやヘリックスに拳か刀を持たせて突撃させておこう。)
PvPの中上級になるとエレメントビルドが優位となってくるため、「当てる」ことに特化したギザギザは有力な選択肢である。特にLE以降は相手のエレメンタル耐性を低下させるためエレメントビルドとの相性抜群。
エレメントが主力の戦いでは攻撃をたくさん当てたり火力を上げたりしてもあまり意味がないので、最も当てやすい武器であるギザギザでたまにチクッと刺して、後は逃げ回って相手が燃えるに任せれば良いわけである。フォレンやリナに特に適している。
なお、PvPでは開始後の15秒間にわたって攻撃速度が劇的に向上する。エレメントビルドでない序盤で使っていくならこの15秒間のうちに勝負をつけに行くことになる。賢い相手であれば15秒間逃げ回ってから攻めてくるのであまりおすすめはできない。エレメントビルドであれば、この15秒間を最初の一撃を加えるのに活用し、当てた後は欲張らず逃げに入ろう。
PvPで非常に有利な能力である減速つきのスキン「冷凍魚のキス」が追加され、ギザギザはさらに強くなった。特にピエロ服のメリンダに持たせると、相手を簡単に足止めして弾幕を浴びせられるので見違えるように強くなる。(残念ながら猫法師に持たせると猫砲が出なくなる不具合があるようだ。)
さらに、逆に猛烈な加速効果のある「ヘルメスの短剣」も追加された。これを使えば追い付けない相手はほぼいないので、「火眼金睛」を着た孫悟空に持たせれば簡単に焼き殺せる。
スキン | バフ | 入手方法 |
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マジックダガー | 敵を倒すことで武器にチャージし、武器ダメージが増加する すべての武器:攻撃力+125 |
1000円/250MS |
ナイトメアスティンガー | 毒属性ダメージアップ(+25%)、ボスへのダメージが追加される すべての武器:攻撃力+180 |
800MS |
ビスケットダガー | 武器ダメージが一定の確率で周囲にビスケット旋風が巻き起こり(を巻き起こし)、発動後移動速度とクリティカル率アップ すべての武器:攻撃力+200 |
1500MS |
冷凍魚のキス | 敵を凍らせる確率があり、敵に当たると攻撃速度と移動速度が減少し、効果の蓄積もできます。 すべての武器:攻撃力+200 |
イベント限定 ※2024年3月の入手限定イベントで無償提供 |
ヘルメスの短剣 | 攻撃するごとに攻撃速度と移動速度が短時間上昇し、最大5段階まで重ね描け可能。敵を倒した後、攻撃速度アップ効果を獲得 すべての武器:攻撃力+285 |
イベント限定 ※2024年9月の遺跡宝探しイベントの3階プレビューに存在 |
マジックダガーは激安な割に攻撃力バフはしっかりあり、周回効率もアップするので余った改造石で買っておくと良い。ナイトメアスティンガーのボスダメージにはチャプター攻略で使えるほど派手な効果は期待できない。ヘルメスの短剣の移動速度バフには目を見張るものがあり、手に入れば周回には最強である。
PvPに関しては、どちらも限定スキンになってしまうが先述の通り減速の「冷凍魚のキス」と加速の「ヘルメスの短剣」が双璧である。限定スキンが手に入らないなら「ビスケットダガー」を買って使うのも良いだろう。「マジックダガー」はPvPでは意味がない(ものと思われる)が、「ナイトメアスティンガー」には毒属性のバフがつくので、毒属性のスキルを取らざるを得なかった時に相手に一泡吹かせられる場合がある。