関連項目:「イベントとの付き合い方」「イベントと課金」「ショップ以外のセール・プロモーション」
常設の定期イベントとは別に、季節行事などに合わせて臨時のイベントが開催されることがある。2022年頃からはほぼ常に複数の不定期イベントが同時開催されており、ゲームプレイのかなりの部分を占めるようになっている。このセクションでは、それらのうち物販がメインのもの以外について紹介する。
不定期イベントは「ワールド」タブの右側にアイコンが表示されることが多いが、これらのアイコンは折り畳み表示となっているため見落とさないよう注意。薄い▼マークに赤丸がついている時は隠れアイコンがある。イベントがあまりに多い時には、タップして展開しても全部表示されずさらに縦スクロールが必要になることもある。
また、会場を開くとさらにタブ切替で複数イベントがまとめられていることもある。その場合、アイコンに表示される残り日数はイベントのうちどれか1つのものになるので終了日を間違えないように。
イベントアイテムの交換ショップがある場合は、期間終了後に交換のみの猶予期間が設けられている場合が多いが、そうでないこともあるので事前によく確認し、できれば早めに済ませてしまおう。
普段の周回や定期イベントではなかなか手に入らないレアアイテムなどが提供されることが多いので、資源・ジェム・リアルマネーなどの消費はある程度不定期イベントの開催を前提として計画的に行った方が良いだろう。
不定期イベントの開催スケジュールは不定期だが、概ね2~3ヶ月に一回のローテーションとなっている場合が多いようだ。ルーレットのような簡易な課金型イベントなどはもう少し頻繁な場合もある。(不定期イベントの種類が激増してからは、逆に単純なルーレットは滅多に開催されなくなってきている。)
初登場のイベントには高い確率で不具合があるので、初日は様子を見ながら&補償請求などに備えて獲得アイテムなどのスクリーンショットを残しながら慎重に遊んでみることをおすすめする。驚異的なペースで新イベントが登場しているが、アーチャー伝説のステージ形式でないものはダダサバイバーやポンボールなどの同社の他ゲームと同じものの相互移植も多いようだ。
不定期イベントの中には、景品交換用などそのイベント専用のアイテム(トークン)を持つものがある。これらはイベント終了と同時に消えるものが多いので、最終日までに忘れず使い切ろう。2024年後半あたりからはイベント終了後に24時間、交換だけができる期間が設けられるようになったが、絶対にあるとは限らない(→例)のでゲーム内の説明を良く読み、明記されていなければ開催期間中に使い切る方が安全。
2023年からは持ち越し可能なイベントも増えてきているが、そうしたイベントは普通にやっても無課金ではまずまともな賞品はもらえないので、数季は貯めるだけにしておいて十二分な量が貯まってから交換すると良い。ただし、持ち越し可能だったものが突然不可にされることもあるので警戒は怠らないようにしたい。
持ち越し可能なアイテムの残高が事故で消えてしまうケースがあり、通常は補償されるが一部のプレイヤーが補償から漏れてしまったこともあった。最悪の事態に備え、持ち越した量が分かるスクリーンショットを残しておくことをおすすめする。
逆に、持ち越し不可と明記されたアイテムがなぜか次回まで残っていることも時々あるが、一時的な不具合と思われるのでアテにせず期間内に使い切るようにしよう。
イベント | 時期 |
---|---|
春節 | 2月頃 |
イースター | 4月頃 |
○周年 | 7月 |
ハロウィン | 10月31日 |
クリスマス | 12月25日 |
特にアーチャー伝説の○周年と春節(中国の旧正月)が大きなイベントであり、多数のイベントを束にした大型イベントが開催される。アーチャー伝説のリリースは2019年3月24日、iOS版が同年8月11日とのことであるが、○周年イベントは例年7月頃に実施されている。
ショップの初回特典類もこれらに合わせてリセットされることが多い。報酬もとても美味しいのが通例なので、開催が近づいてきたら、ジェムやエネルギーや鍵類を貯めておいたりリアルマネーの使用を待っておいたりすると良いだろう。
上表のほか、8月の夏休みや11月の感謝祭(中国の独身の日)などにも大型のイベントを開催する場合がある。バレンタインは春節のタイミングによってはおまけ程度の扱い、(日本の)正月はクリスマスのついでといったところである。
2024年時点では、大きなイベントのない隙間の期間をチャレンジマッチや魔王討伐戦で埋める運用となっているようだ。
なお、季節イベントと同時に、もしくはマイナーな祝日などに合わせて単独で公式TwitterやFacebookなどでもイベントを実施する場合がある。美味しいプロモコードもよく出るのでチェックするようにしよう。
季節イベントは基本的に一度限りだが、一部が終了後に改修されて不定期イベントとなることも多い。
チャレンジマッチを皮切りに、約1ヶ月間にわたって開催され、他のプレイヤーと競争もしくは協力するシステムの大規模なイベントがいくつか入れ替わりで開催されるようになっている。報酬はかなり豪華で、景品交換用のトークンも溜めておけるのが特色となっている。概ね2ヶ月に一度はいずれかが開催されているようだ。
チャレンジマッチ(Legendary Challenge; LC)は、4週間の1シーズンにわたり、潜在力(能力)を上げながら、チャプターの攻略を行いランキング上位を目指すモード。現在はタワーディフェンスのイベントとなっている。詳細は「チャレンジマッチ」参照。
魔王討伐戦(Demon King Clash; DKC)は、チャレンジマッチと同様に4週間にわたって実施される、マルチプレイヤーで4陣営に分かれて土地を占領し魔王討伐を目指す大型イベント。詳細は「魔王討伐戦」参照。
航海時代(the Age of Voyages)はチャレンジマッチをベースにした大型イベントの第3弾。戦艦を育て、他のプレイヤーの戦艦と競争しながら宝を目指す。航海には遥かなる航海探検方式が、戦闘にはバッグバトル方式が取り入れられている。
詳細は「航海時代」参照。
2024年頃から、ガチャの変形というよりは複雑で技術介入の余地がある、アーチャー伝説とは別のミニゲームをプレイして報酬を獲得するタイプのイベントがいくつか実施されるようになってきている。
以下に紹介する複数回開催されているものの他に、一度限りと思われる開催例としては、毎年内容の異なるアーチャー伝説のアニバーサリー(7月1日)イベントや、ドラゴン実装記念の「ドラゴンの宝」、2022年ワールドカップを記念した「フットボールフィエスタ」などがある。W杯のものは勝者を当てないと景品がもらえないのに優勝候補のブラジルが早々に敗退してしまい阿鼻叫喚となっていた。
釣りフェスタ(Fishing Fiesta)は2024年3月の5.10.0で導入された魚釣りのミニゲーム。日本語スタッフは「ハッピーフィッシング」と呼んでいる。同社のダダサバイバーのものの移植のようで、アーチャー伝説のイベントとしては珍しく本編とは全く関係のない完全な別ゲームとなっている。詳細は「釣りフェスタ」参照。
賞金稼ぎ(Hunt Bounty)はアーチャー伝説の5周年イベントの一環として実施されたミニゲーム。そのまま不定期イベント化された。
「釣りフェスタ」の釣りを射的のようなゲームに置き換えたものである。ミッションやジェム購入(150ジェム)やあれば海賊船での購入などにより獲得した「手配書」を消費して狩猟に出撃し、結果により報酬がもらえる。
詳しくは「賞金稼ぎ」を参照。
地下鉱山(Underground Cave)は5.14.0で導入された不定期イベント。6.2.0で「古い岩窟」(Ancient Cave)に改称された。6.11.0ではグラフィックスを変えて海底探検(Deepsea Exploration)として実施。
ほぼ同一イベントであるが、専用遺物「トレジャーめがね」は海底探検でしか発動しない。「黄金のつるはし」はどちらの時でも数本のツルハシ(鍬頭)がもらえる。
ミッション達成やパック購入などで採掘道具である鍬頭(くわがしら、ツルハシ)・ドリル・爆薬を集めて鉱山を採掘し宝探しをする。鍬頭は右上の表示をタップして1日20本まで1つ120ジェムで購入も可能。
少々複雑なイベントのため、詳しくはサブページ「古い岩窟」を参照。
チャプターや他のイベントなどを繰り返しプレイすることで専用の交換用アイテム(トークン)を集め、それを景品と交換するシステムの臨時イベントが頻繁に開催されている。
アーチャー伝説そのもののプレイを促進するという特徴があり、どれもトークン集めはなかなか大変だが、無課金でも頑張れば豪華景品を多数獲得できる良心的で楽しいイベント群である。
「入手限定」(Limited Redeem)は周回型を代表する臨時イベント。イベント限定の衣装やスキンなどが目玉賞品となっていることが多く、取り逃がすと年単位で待たされかねないので確実に入手したい。
イベントタブの解放よりも早いN2クリアで参加できるようになるが、未解放要素の景品は表示されない場合がある(遺物やヴォイドクリスタルなど)。
トークンは2種類(A・B)あり、名前は毎回異なっているが、いつも希少な方をBとしてドロップ数の比率はA:B=8~12:1程度となっている(例:爆竹と提灯、ラブレターとチョコレート)。景品によってそれぞれの所要数が違うため、消費のバランスを考えて受け取っていく必要がある。限定アイテムや新装備などの目玉賞品はBの比率が高いものが多く、Aを多めに消費できるのは衣装クーポンやヴォイドクリスタルなどごく一部のアイテムだけであることが多い。AもしくはBだけでもらえるアイテムは端数の処分用でかなり割高なので、できるだけそれら以外で使い切りたい。
トークンは通常チャプターで1周につき10個と1個ぐらいずつ手に入るほか、特設イベントがある場合にはそちらで大量にドロップする(例:春節→爆竹祭)。ただし、それ以外の常設イベントではドロップしないので、開催中は特設イベントとチャプター周回を優先した方が良いだろう。
どのチャプターでも(完走すれば)ドロップ量は同じ模様。周回ではAは安定して落ちるが、Bは0個が続いたり4~6個ぐらい一度に落ちたりと落差が激しく、やきもきさせられることも多い。クイック奇襲でも落ちるが、Aが少なめ、Bが多めに出る傾向があるようだ。常設イベントもBが多め。
最初にトークン、特にBの必要数を把握しておいて、1周回1つBが出るとして不足しそうな場合は早い段階から毎日少しずつエネルギーをジェムで買って周回数を増やすと良いだろう。最終日近くになってからあわててエネルギーをまとめ買いすると高額になってしまう。ステージ報酬や詫び石などのエネルギーを残しておいて使うのも手である。特設イベントをおかわりするよりも、チャプターの周回を増やした方が効率が良い場合が多いようだ。
なお、2022年の「サマーフィエスタ」や2023年の感謝祭など、ステージ形式の特設イベントを伴わない開催例もある。
エンドレストレジャー(Boundless Treasure)は、4周年イベントの一部が2023年10月のハロウィンで不定期イベント化されたもの。
4種類ある宝箱をセットすると一定時間経過後に開き、ランダムで報酬が手に入る。報酬は宝箱アイコンをタップしてプレビューできる(アイコン右の名称部分では不可)。良い報酬は稀にしか出て来ない。
宝箱は、このイベント期間中にチャプターでドロップする「モンスターの歯」と「モンスターの粘液」と交換して入手する。出る宝箱の種類はランダムである。10回交換するごとに追加で3回までダイヤモンドの宝箱をもらえる。交換回数には上限があるのでエンドレスではないのだが、同時開催されているイベントでも別途入手できる場合がある。無課金なら30回を目標に周回すれば十分であろう。なお、歯と粘液というのは4周年イベントのタワーディフェンスでドロップしていた時の名残である。
併設の期間限定ミッションなどで鍵が手に入り、使うと宝箱が開くまでの時間を1つにつき30分短縮できる……のだが、短縮しなくても待てば最長でも3時間で開くので、よほど締切ギリギリになってしまったり、別イベントなどで箱を大量購入したりしたのでもない限り鍵を購入などする必要は全くない。無料提供分も、万一に備え終了間際まで使わずキープしておくのが良いだろう。
2023年10月の初回開催時ではダイヤモンド宝箱に新登場の拳のスキン「灰燼の拳」が含まれており、同時開催の「入手限定」イベントにて1箱1000ジェムで80箱まで購入可能であった。その後も頻繁に開催されているが、基本的にはたまに大物が出ることがないでもないささやかなイベント、といったところ。過大な期待は禁物である。
サプライズ福袋(Surprise Lucky Pouch)は2024年の春節イベントを不定期イベント化したもの。
プレイヤーはイベント開始時に(おそらく)ランダムでグループに割り振られ、その中で互いに福袋を贈り合う。提供された福袋は自分自身を含め先着順で一定人数が受け取れ、ランダムで「記念金貨」と「エメラルド宝石」という2種類のトークンや若干のコイン・ジェムなどがもらえる。先着順のため、頻繁に受け取れるプレイヤーの方が有利になる傾向にある。
福袋には周回や広告で入手できる「赤い福袋」と、パック購入などにより入手できる「金色福袋」の2種類があり、金色は赤の5倍程度の価値があるようだ。
チャプターや危機・銃弾を周回すると「幸運のロープ」と「絹織物」の2種類のトークンがドロップし、これを赤い福袋と交換するのが基本的な福袋の入手方法。交換は1日10回までで、最終日は交換できない。上限まで交換するには50周近く必要となるためなかなかハードな周回系イベントである。
福袋種別 | 入手方法 | 受け取れる人数 | 最大受取数/日 | 最大配布数/日 |
---|---|---|---|---|
赤い福袋 | 周回、広告 | 20 |
75 |
10 |
金色福袋 | 有料パック | 12 |
5 | 300 |
一日に受け取れる福袋にも上限が設けられている。この上限数が多い開催の場合は、たくさん受け取るほどもらえる報酬は減っていく。ただし、自分が提供した福袋を自分で受け取る場合は受け取り回数の制限や報酬の減衰の対象外となる。報酬量も自分で受け取る場合は他の人の5倍ほどになる。
獲得した金貨と宝石はショップで景品と交換できる。豪華な景品は宝石の方に多くなっており、概ね金貨=1ジェム、宝石=4ジェム相当となっているようだ。もっとも、宝石は無課金での入手量では大したものがもらえないので金貨の方が利用価値が高いかもしれない。
初回では無課金でも金貨で「ヒーローのかけらレジェンドプレミアムパック」(メリンダのかけら12枚)が3つは取れる大盤振る舞いであった。人数などが減らされた第2回では無課金での報酬量はグループ分けの運に相当左右された模様。
課金勢であれば、1日1つだけ買える金袋1つ100円のパックはかなりお買い得で、報酬にかなりの違いが出るので毎日買っておきたい。最終日になってから5~6袋ほど買い足そうと思うと数倍かかってしまう。
中国最大のイベントである春節が元だっただけのことはあり、周回を頑張ったりパックを買ったりすると他のプレイヤーもハッピーにできる楽しいイベントとなっている。第2回で赤い福袋の受取可能人数・最大受取数ともに6割も減らされてしまったのだが、いかにも景気が悪い感じになってしまったためか第3回(2024年末)で元に戻った。
獲得済もしくは受取上限に達した福袋はグレイアウトし、タップで受取の内訳を確認できる。これらは福袋タブの金貨の下にある黄色の袋アイコンを押すと非表示にできる。
金貨と宝石の獲得量による通算ランキングがあり、イベント最終日の前日までで集計され報酬がもらえる。スコアは金貨=2ポイント、宝石=10ポイントで計算される。このため、黄金の福袋は集計直前に出すことで自分以外がポイントを獲得できないようにするプレイヤーも一部に見られる。
上位2 3人にはそこそこ良い報酬があるが、事実上課金額の争いとなるので、無課金や軽課金は様子を見てグループ内に重課金が少ない時だけ狙ってみるのも良いだろう(集計直前まで「隠れている」課金勢もいることに注意)。課金勢がいないと黄金の福袋が降ってこなくて悲しいことになるので、そんな時の慰め程度に思っておくのが良いかも。
第2回ではグループ定員が50人から20人に減らされたので黄金の福袋にはあまり期待できなくなってしまったが、上位はぐっと狙いやすくなった。せめてもの慰めということだろうか……。(先述の通り第3回で元に戻った)
基本的に周回以外のクエストなどなんらかの方法で専用の交換用アイテム(トークン)を集め、それを用いてなんらかの形の抽選を行い景品と交換するシステムの臨時イベントが続々と追加され、入れ替わりでほぼ常時どれかが開催されている。イベントの見た目の種類は多いものの、本質的にはどれもミッション(クエスト)+ガチャ+パック販売であり、ガチャの抽選方式とミッションの内訳が変えてあるだけでやることはほぼ同じである。
いずれも周回で努力によりトークンを増やせず、技術介入の余地にも乏しいため、実質的には課金によるアイテム販売の側面も濃い。とはいえ、無課金でも賢く立ち回れば1つぐらいは良い賞品がもらえるようになってることが多いようだ。それらのうち、一度限りではないと思われるものについて紹介する。
なお、同じイベントでもトークンの名前やグラフィックは頻繁に変更されるので、以下の記述とは異っている場合がある。「トークンA」「トークンB」のように適宜読み替えてほしい。
イベント内のミッション/クエストの枠組みは多くのイベントで共通(使い回し)となっている。各イベントでのミッション設定例を表で記載しているが、実施のたびに微妙に変更されることが多いので参考程度。宝箱を開けるミッションは鍵の種類が入れ替えられることが多い。「ジェム消費」と「ジェム獲得」もよく入れ替えられている。
「魔法のランプに願いごと」(Magic Lamp Wish)は2023年1月の春節から導入された不定期の定形イベント。当初の名称は「秘宝の行方」(Mystica Hunt)。確率が開示された「ランプ秘宝」のリストから希望のものを1つ選び、その獲得を目指す。秘宝は繰り返し当選できるが、それぞれの秘宝に上限回数が設定されている。
アクティビティXpを稼ぐことで、バトルパスと同様のイベント独自の「秘宝ランプパス」から報酬を獲得できる。報酬の中にトークン(福袋、コイン、ランプなど)が含まれており、このトークンを使うと秘宝もしくは残念賞の「通常宝物」が手に入る。また、開けた回数に応じて固定の報酬も別途ある。
秘宝パスには無料分と有料分があり、有料パスを購入することで(例によって)多数のトークンを入手できる。トークンはジェムで購入できるほか、他の報酬とセットになった課金アイテムもある(無料分あり)。同時開催の他の臨時イベントなどでも多少入手可能な場合がある。
2023年1月の開催時では秘宝の出現確率は4~11%となっており、無課金でも大抵は1つぐらいは入手できそうな設定ではあったが、運が悪いと相当額を購入しても残念賞しかもらえずに終わるケースがかなりあった。2023年4月開催時の無料トークンは17個で、たとえば確率7%のメリンダのかけら8枚セットは当選回数の期待値1.19回となるが、29%の人は一度も当たらずに終わる。追加購入して50回引いても2.7%の人は全部ハズレとなる。
2024年1月の開催で、秘宝ごとに抽選回数による確定当選が導入された。同じ確率の秘宝でも同じ回数とは限らないが、例えば8%のもので10~20 30回、2%のもので100 110~130回引くと確定で秘宝がもらえるようになり、深すぎる沼にはまってしまうということはなくなった。秘宝を選ぶ際には確定までの回数も考慮に入れるようにしよう。無課金の場合は確定が早い秘宝を選択し、無料分が尽きた時点であと数回で確定ならその分だけジェムで買うのも良いかもしれない。
鍵の価格などから試算すると、秘宝のジェム価格期待値は160ジェム程度。残念賞が60ジェム、固定報酬が50ジェム程度とすると270ジェム相当なので、250ジェムでトークンを買うのは採算ギリギリでイベントとしては微妙であった。確定当選の導入により390ジェム相当に改善されたようだ。(2024年春頃に確定当選の必要回数が全体的に引き上げられたので採算性は再び悪化している。)
抽選回数による自動確定がない場合に、m%の秘宝をn回引いて1つ以上獲得できる確率は以下の通り。黄色は9割到達ライン。四捨五入のため100%とあっても取れない確率は存在している。概ね70 90%の当選確率となるあたりに確定当選が設定されているようだ。
回数\確率 | 1% | 2% | 3% | 4% | 5% | 6% | 7% | 8% | 9% | 10% | 11% | 12% |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 4.9% | 9.6% | 14.1% | 18.5% | 22.6% | 26.6% | 30.4% | 34.1% | 37.6% | 41.0% | 44.2% | 47.2% |
10 | 9.6% | 18.3% | 26.3% | 33.5% | 40.1% | 46.1% | 51.6% | 56.6% | 61.1% | 65.1% | 68.8% | 72.1% |
15 | 14.0% | 26.1% | 36.7% | 45.8% | 53.7% | 60.5% | 66.3% | 71.4% | 75.7% | 79.4% | 82.6% | 85.3% |
17 | 15.7% | 29.1% | 40.4% | 50.0% | 58.2% | 65.1% | 70.9% | 75.8% | 79.9% | 83.3% | 86.2% | 88.6% |
20 | 18.2% | 33.2% | 45.6% | 55.8% | 64.2% | 71.0% | 76.6% | 81.1% | 84.8% | 87.8% | 90.3% | 92.2% |
25 | 22.2% | 39.7% | 53.3% | 64.0% | 72.3% | 78.7% | 83.7% | 87.6% | 90.5% | 92.8% | 94.6% | 95.9% |
30 | 26.0% | 45.5% | 59.9% | 70.6% | 78.5% | 84.4% | 88.7% | 91.8% | 94.1% | 95.8% | 97.0% | 97.8% |
40 | 33.1% | 55.4% | 70.4% | 80.5% | 87.1% | 91.6% | 94.5% | 96.4% | 97.7% | 98.5% | 99.1% | 99.4% |
50 | 39.5% | 63.6% | 78.2% | 87.0% | 92.3% | 95.5% | 97.3% | 98.5% | 99.1% | 99.5% | 99.7% | 99.8% |
70 | 50.5% | 75.7% | 88.1% | 94.3% | 97.2% | 98.7% | 99.4% | 99.7% | 99.9% | 99.9% | 100.0% | 100.0% |
100 | 63.4% | 86.7% | 95.2% | 98.3% | 99.4% | 99.8% | 99.9% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ガオの宝箱(Bobo's Treasure Box)は2023年3月のイースターイベント(イースタートレジャー、Easter Day Treasure)から派生した新イベント。
会場はフロア(ラウンド)別になっており、各フロアには36枚のタイルがある。3つのささやかな賞品を選択するとタイルのどこかに配置される(確率1/12)。10の倍数のフロアでは特別な豪華報酬「スペシャルトレジ(ャー)」から3つ選べる。スペシャルトレジャーの価値は通常の宝の2.5~7倍程度。
デイリークエストの消化やパックの購入(2鍵入りの無料パックが1日1箱ある)により鍵を集め、1鍵につき1枚タイルをめくる。選択した賞品をどれか1つ引き当てると、それを獲得して任意で次のフロアへ移動できる。ハズレだった場合には若干(1・2・5・10)のトレジャーポイントがもらえる。トレジャーポイントは「交換ショップ」で好きな景品と交換可能。10の倍数以外の階からは賞品が1つ出た時点で移動し、10の倍数の階では3つ全て出るまで粘るのが原則である。
2023年3月の開催時では、1日にもらえる鍵は11本で、12日間開催され、1鍵あたりのポイントは3.3程度(→統計)。5月には鍵は1日14本に増量されたが、8日間に短縮された。無課金でも最短で進行すれば10階までは到達できる可能性が高いが、スペシャルトレジャーを全部取るには鍵の購入が必要そうというぐらいのバランスのようだ。
交換ショップに関しては、たとえばメリンダの新衣装4500ポイントに対し、無課金での獲得ポイントは440ほどなので相当パックを購入しない限り大したものは手に入らない。メリンダ衣装の獲得には(iOS価格で)5万円ほどかかる計算であった。もっとも、スペシャルトレジャー3つだけで1800ポイント相当の価値があるので、基本的には無駄なく確実にスペシャルトレジャーを取りに行くべきイベントである。
ポイントはイベント終了時に消滅するが、鍵は次回開催まで持ち越せる。無課金の場合は毎回宝探しせずに溜めておいて、ある程度まとめて使うようにすることで確実にスペシャルトレジャーを全部取ったり、交換ショップでましな景品をもらったりできるようだ。
無課金で大物を狙うには膨大な時間がかかってしまい、また景品は常に入れ替わるしイベントや持ち越し制度もずっとある保証はない。あまり大物を狙わず、10階を全部取り、「ちょい足し」でショップの賞品がぐっと良くなるようならそこまで鍵を使うぐらいが現実的か。鍵が200本ほどもあればキリの良いところまでプレイして良いように思われる。
マジックグリッド(Magic Tiles)はビンゴゲーム式の不定期イベント。デイリークエスト消化で1日につき2枚の抽選券がもらえ、それ以上は1枚200ジェムで購入する。抽選回数に応じたボーナスあり。
抽選券1枚につき1つランダムでグリッドの賞品を獲得し、縦・横・斜めの5マスが揃うとそのラインに対応する金枠の「外側大賞」がもらえる。3つ以上大賞を獲得するとボード全体が更新される(「更新できます」とあるが実際は強制)。更新後も景品のラインアップは同じで、場所が変わるだけである。更新することにメリットは特になく、むしろ揃いかけたラインを放棄させられるのでデメリットしかない。要は「打ち止め」である。よって基本的には1ボードあたり3つまでしか取れないが、運が良ければ最後に複数ラインが同時成立することで最大6つ取れる可能性がある。
最悪のケースでも22回引けば必ず3つ大賞を獲得できる。大雑把に、グリッドの景品が1つ50ジェム、大賞が1つ800ジェムの価値(単純にショップ価格換算すると1400ジェムほど)とすると、無料で14回引いて大賞なしの時点から1600ジェムで8回引いて2800ジェム相当の景品が獲得できる計算となる。
ジェムに余裕があるなら、最終日まで大賞なしかつリーチの状況が良い(血石などにリーチがかかっていない)ようならボードが更新されるまでジェムで引くのも悪くないのではなかろうか。既に1つ以上取れている場合は割が悪い(言い換えれば既に勝っている)のでおすすめしない。どのような場合でも、2枚目以降のボードをジェムでプレイする価値は全くないように思われる。
獲得時間などの同時開催イベントで抽選券が追加配布される場合(例:2023年6月・9月)とされない場合(例・同7月)があり、前者であれば無課金でも大賞を3つ取れることが多い。抽選券はあまり急いで買わずに数日様子を見た方が良いだろう。
「クレイジーモンスターたまご」(Mad Monster Egg)は、2024年3月に「魔法クリスタル」(Arcane Crystal)を改修して導入された不定期イベント。変更点だけ知りたい人はこちら。
クエスト達成・広告視聴・パック購入などによって「巨人のハンマー」を入手し、3つあるたまごをタップすることでハンマーを消費してランダムで5種類のモンスターを誕生させる。たまごを割るごとにランダムで数十個(平均45~50程度?)数個の「モンスターたまごのかけら」が手に入り、ショップで景品交換できる。大量に溜めるとかなり豪華な景品が得られ、こちらがメインの報酬である。
クエスト | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | (日数分) |
体力○点消費 | 300 |
モンスター○体倒す | 9000 |
デイリーイベント○回参加 | 12 |
広告を○回見る | 15 |
ジェム○個獲得 ※PvP不可 | 4000 |
3つとも誕生させた時点で、モンスターの組み合わせが記録され、たまごは初期化される。モンスターごとに7つの組み合わせ(当該モンスターが3つもしくは2つ入る全ての組み合わせと、1つだけ入る組み合わせのうち特定1つ)が指定されており、これらの組み合わせを達成するごとにささやかな報酬が得られる。
5モンスター×7組の35通りの組み合わせを全て達成すると「モンスター大賞」を獲得し、全て未達成の状態に戻る。モンスターは完全ランダムではなく、ラウンド内で同じ組み合わせは出現しない。このため、105回たまごを割れば必ず大賞を獲得できる。
改修後の初回開催時では、クエストと広告視聴でもらえるハンマーは145本、無課金では困難な「ジェム2000/3000/4000個獲得」(PvPのジェムは対象外)を除くと127本であった。このほか、組み合わせにより1ラウンドにつき最大17本もらえた。また、パックにより1本60円程度で購入可能。
初開催ではメリンダの新衣装「うさぎのメリンダ」がかけら24000枚で提供されており、パックを3~4万円分ほど買うと手に入るぐらいの設定である。第2回では爆裂虎の少し前の新衣装「キョンシー虎」が4500枚で提供され、1~2万円程度で獲得できたものと思われる。
大賞の方は無課金でも1回は確約されているが、第1回では何度取っても新・聖遺物のかけら5枚、赤クーポン1枚、100ジェムと大幅にグレードダウンしており、通過点程度の存在となった。第2回ではかけら1000個が入り、かけらの収入減を補う形となっている。
ハンマーをジェムでは買えず、改修後は報酬がほぼ固定で、トークン類の持ち越しも不可となったため、無課金はクエストをこなして大賞を1つもらいショップで残念賞をもらうイベントになったと考えて良さそうだ。第2回ではハンマー1つあたりのかけらの数が45~50から4~5へと大幅削減された一方でショップ価格の引き下げと大賞の報酬アップがあったので、総体としては大賞の比重が増す再調整となったようだ。パックを買う場合はキリ良く大賞が取れるよう調整すると良いだろう。
「航海トレジャー」(Nautical Treasure)は、2023年のクリスマスイベントが独立した不定期イベント。トークン類の持ち越しは一切不可。
「航海ミッション」をこなしたり、「トレジャーパック」を購入(無料分あり)したりして「トレジャーポインター」(コンパス)を入手し、これを消費して「海賊のトレジャー」を開ける。同種のトレジャーが3つ揃うと表示されている海賊銀貨もしくは海賊金貨が手に入り、トレジャーはリセットされる。
ミッション | 最終ノルマ |
---|---|
モンスター○体倒す | 12000 |
クイック奇襲○回実施 | 60 |
ジェム○個消費 ※PvP可 | 30000 |
広告を○回見る | 30 |
○航海トレジャー宝箱を開ける ※コンパスなし | 120 |
入手した海賊銀貨と海賊金貨は「トレジャーショップ」(別名「お得ショップ」)で景品と交換できる。海賊銀貨は「バリューショップ」、海賊金貨は「プレミアムショップ」で使える。
バリューショップはラウンド制となっており、現在いるラウンドの景品としか交換ができない。景品交換を一定回数するか「残り時間」がなくなると次のラウンドに進む。最後の方のラウンドは、1~数回は交換回数達成により早く進めないとイベント期間内に到達できない場合がある。プレミアムショップにはラウンドがなく固定である。
「イベント残り時間」満了後、24時間の交換期間が設けられているので、満了と同時に次のラウンドに進んだ場合はそのラウンドでの買い物が可能。
欲しい景品を手に入れるにはラウンドの進め方に戦略性が要求されるイベントなのだが、当初は不具合で勝手にラウンドが進んでしまうことが多く本来の仕様は不透明となっていた。6.3.0の時点では、購入によりラウンドを進めた場合はその日数分だけ次のラウンドまでの日数が短縮される仕様であった。
ミッションはすぐに枯渇してしまうので、無課金でもらえるトークンはごく限られている。大物を狙うならパックを買うしかないが、そうでない場合は各ラウンドにある安くて美味しい資源類のどれをいつ取るかを考えて計画的に交換しよう。
最終ラウンドにはお買い得商品があるのだが、無課金ではラウンド到達自体が無理か、できても使う銀貨が残らないので実質は課金勢専用である。無課金の場合は、むしろ第1ラウンドのうちに良い賞品を確保しておくことの方が重要かもしれない。銀貨の獲得総量が確定してからでは欲しいものが買えないことが多い、無課金には厳しいところのあるイベントである。
なお、(ランダムに偏りがないと仮定するなら)3つ揃うまでに必要なコンパスは平均5.5個ほど。コンパス10個につき銀貨6.36枚、金貨0.3枚が手に入ると期待できる。鍵の価格から銀貨を80ジェム、金貨を267ジェムの価値とすると、コンパス1つの価値は59ジェム相当と概算される。
イベント最終日は交換のみが可能で、有料パック購入も含めコンパスの入手は一切できないので注意。
遺跡宝探し(Ruins Treasure Hunt)は5.15.0でダダサバイバーから移植された不定期イベント。5周年イベントでは「ガーデンの宝探し」(Garden Treasure Hunt)、2024年10月には「ハロウィーン宝探し」(Halloween Treasure Night)という名前で開催された。今後も「○○宝探し」として使い回されそうである。
ミッションやジェム消費により「ファラオのハンマー」を入手し、グリッドを開けて報酬を獲得する。グリッドは選べず、「宝探し」ボタンを押すと自動で開いていく。「オート」にチェックを入れておけば全自動で開いてくれる。
ミッション(6.10.0時点) | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | (日数分) |
モンスター○体倒す | |
クイック奇襲○回実施 | 70 |
広告を○回見る | |
ジェム○個獲得 ※PvP不可 | ???(40000まで確認) |
ドラゴン宝箱を○回オープン | ???(100まで確認) |
討伐数や広告視聴回数のような無課金でも稼ぎやすいミッションの上限が低く、ハンマーの無料入手量はかなり限られてしまう。ドラゴンの宝箱を確率アップでない時に開けさせられるのはかなり嫌かも…
グリッドをトークンで開いて宝探しをして階(ラウンド)を進めるという意味で、ガオの宝箱と良く似たイベントである。こちらは全てのグリッドを開かないと次の階やサークルに進めないことと、ハンマーの持ち越しができないことが大きな違い。
各階のグリッドは3つ(1階のみ2つ)の「サークル」に分かれており、外側から内側へと順番に進めていく。それぞれに「ノーマル報酬」、「プレミアム報酬」、「豪華報酬」もしくは「貴重報酬」が割り振られており、階数右のiボタンでプレビューできる(が後述の通り意味がない)。
このプレビューにあるアイテムの全てが出るわけではなく、階に入った時点で全てのグリッドが開いた状態の表示が出て、位置は同じではないが各サークル内で最初の表示の通りのものが出る(下の画像参照)。この時点で良いアイテムがないようなら無理して開ける必要はなさそうだ。この表示は一度しか出ないのでスクショを撮っておこう。
各サークルに1つずつある階段に当たると、サークルの残りを一気に開いて内側のサークルへ進める。一番内側のサークルの階段を開くと次の階へ進む。
先の方のいくつかの階の一番内側の報酬が「貴重報酬」や「豪華報酬」として表示されているが、これらについてもやぱり保証はされておらず、階に入った直後の画面になければ出ない。限定衣装やスキンがある場合は出たという報告が多いが、確定で出るのかは未検証(出なかった方はご一報ください)。
グリッドあたりのハンマー消費量は1階で外側から順に1・2、「豪華報酬」の階で1・2・3、「貴重報酬」の階で2・3・5となっており、内側ほど高くなる。
当初は貴重報酬は4階からで無課金で辿り着けるような設定ではなかったが、2024年9月の開催では3階からとなり4桁台のジェム割りでも到達(だけなら)可能な程度となった。10月開催では2階も豪華報酬としてプレビューされるようになり、イベント限定アイテムも2階から登場し無課金にも数千ジェム程度で手が届くようになった。
階段グリッドをどれだけ早く引けるかに運の要素がある程度で、進め方に工夫の余地は全くない。階段を引くまでにかかるハンマー数の期待値は豪華報酬の階で外側のサークルから順に10.5・13・7.5(階あたり31)、貴重報酬の階で21・19.5・12.5(階あたり53)。1階は6.5・5(11.5)である。
サークル | 枚数 | 1F | 豪華報酬 | 貴重報酬 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
鎚/枚 | 期待値 | 鎚/枚 | 期待値 | 鎚/枚 | 期待値 | ||
外周 | 20 | - | - | 1 | 10.5 | 2 | 21 |
中間 | 12 | 1 | 6.5 | 2 | 13 | 3 | 19.5 |
内周 | 4 | 2 | 5 | 3 | 7.5 | 5 | 12.5 |
計 | 36 | - | 11.5 | - | 31 | - | 53 |
パック販売はないので、豪華な報酬が欲しければジェムを(メインショップで買ってきて)大量に割りなさい、ということになるようだ。無課金は、良い報酬があると分かっている場合だけ最後にキリのいいところまでジェムで開けるぐらいが良さそうだ。
少々わかりにくいが、最初に当たりの有無を開示してくれるのは親切である。プレビューボタンの意味が全くないのだが、当初はプレビューボタンだけで企画され、「プレビューのS級装備が出なかった!」といった苦情の殺到が予期された(もしくは韓国の法規制をクリアできなかった)ので全開示を追加したのかもしれない。
神々の祝福(Pantheon's Boons)はアーチャー伝説の5周年イベントの一環として実施された抽選会。直後に果樹園クイズ(Fruit Guesser)に改称して不定期イベント化された。クイズと言っても自分で考えて当てる要素は全くない。
2024年12月にはフルーツを秋の味覚に置き換えて「グルメの饗宴」(Gourmet Feast)として開催。アレンジのしやすそうなイベントである。
ミッションやジェム購入(200ジェム)などにより獲得したチケット(祝福券、予想チケット 、グルメチケットetc)を使ってスクラッチくじを引く。スクラッチはスワイプで1枚ずつ削るか、「オート」ボタンでまとめて削る。
ミッション(2025/2) | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | 6 |
○体力(エネルギー)を消耗する | 300 |
デイリーミッションポイントを○獲得 | 900 |
広告を○回見る | 12 |
ジェム○個獲得 ※PvP不可 | (60000まで確認) |
(70まで確認) | |
(1000まで確認) |
くじは4柱の神々それぞれ2種類の表情の計8種8種類の食べ物からの重複しない4種の組み合わせ。これが事前に提示されている「当選模様」といくつ一致するかによって1等~4等の賞品を獲得できる。
1等の当選確率の理論値は1/70。1つも一致しないハズレも1/70の確率で存在するはずであるが、実際には絶対に出ないので、ハズレの場合は結果を補正して4等にしているものと思われる。
無課金での祝福券の入手量が60枚程度なので、ジェム割りなしでも一度ぐらいは1等を引けることが多いであろう。1等を引き当てると、賞品がより豪華なものにグレードアップされる。これにより、引けば引くほど美味しくなる(という形でジェムを割らされる)イベントである。無料分で引くだけ引いてみて、たくさん当たって一等賞がビッグになった場合だけジェムを割っていくといいかもしれない。※果樹園クイズでも副賞は入れ替わるが特に豪華にはならなくなった。
賞品には必ず景品交換用のトークン(神々のコイン、フルーツエッセンス、炎の羽)が含まれ、ショップでアイテムと交換できる。良いアイテムに少し足りないとジェムを割りたくなるところだが、千単位で足りず1等を引く必要がある場合は沼る可能性があるので気をつけたい。ジェム割りは1日あたり50枚(1万ジェム)までの制限があるので、高額賞品を狙うなら計画的に毎日買っていく必要がある。(→500枚までの統計データ)
頂上への道(Road to the Top)はアーチャー伝説の5周年イベントの一環として実施された比較的単純なイベント。地下鉱山を上下逆にして大幅に簡略化したようなイベントである。6.4.0で山を海に置き換えて「遥かなる航海探検」(Distant Voyage)という名前で不定期イベント化された。後に大イベント「航海時代」の原型ともなったようである。
時間経過(放置)により1時間に10m 海里進み、一定距離ごとに景品がもらえる。
ミッションやジェム消費(100ジェム)やパック購入により手に入れた「登りのホルン 探検スクロール」を消費してタイルをめくり賞品を獲得する。タイルには1つ「空飛ぶ靴 加速の砂時計」が入っており、これを引き当てると残りのタイルを全部獲得でき、ランダムで数十海里ほど進む。
ミッション(5周年時) | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | 7 |
広告を○回見る | 40 |
デイリーイベントに○回参加 | 20 |
モンスター○体倒す | 12000 |
ヒーロー対戦を○回勝利する | 10 |
幻彩石宝箱を○回オープン | 600? |
?は賞金稼ぎからの推測。
距離は10万海里まで設定されているが、無課金では3000海里にも届かない程度と思われる。できることは何もないので、それ以上はジェムやリアルマネーで、ということだろう。頂上への道は5周年ショップ用のトークン販売所のような位置付けだったが、航海探検では独自ショップが併設され豪華景品が販売されるようになった。
6.4.0時点では、「残り時間」終了後に24時間の景品交換期間があり、タイルはもうめくれなくなるが、この間も船は進み距離報酬を追加で獲得できるケースがあった。2025年1月の開催では全く猶予がなくいきなり完全終了してしまった。3月にはまた猶予期間がついたが、ギリギリは狙わず表示されている期間のうちに交換を済ませてしまった方が良いだろう。
ラッキーボール(Lucky Colored Balls)は2024年のクリスマスに導入された、パチンコやスマートボールのような不定期イベント。
クエスト達成・ジェム(80ジェム×1日30)・パック購入・併催イベントなどにより「ラッキーボール」を獲得して台へ投入し、ボールが入ったところの景品がもらえる。景品によっては複数回入れる必要がある。投入回数による固定報酬もあり。
クエスト(2025/6) | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | |
モンスター○体倒す | |
デイリーイベントに○回参加 | |
クイック奇襲○回実施 | |
遺物宝箱を○回オープン | 500? |
ジェム○個 |
400000? |
開催されるたびに最終ノルマが引き下げられているが、ボールの総数は(あまり)変わっていないようだ。
投入はボタンを押すだけで位置や方向などの調整は一切できないので、実質上ただのガチャである。ボタン長押しにより全自動で投入可能。
1つ「大当たり」の赤枠があり、この枠の景品を獲得すると台が更新されラウンドが進む。この時、他の枠の入玉回数はリセットされず引き継がれるが、枠の報酬は変更になる場合がある。大当たりの枠の場所も変わるため、運が良ければ最初からいくつか入玉した状態で次のラウンドを始められる場合もある。
ラウンド | 大当たりの玉数 |
確率1/8での 累計玉数期待値 |
---|---|---|
1 | 5 | 40 |
2 | 10 | 120 |
3 | 15 | 240 |
4~ |
12または15 (景品がランダムのため不定) |
--- |
第2回では、4ラウンド到達(刀スキン「審判の刃」入手)までに使った玉数は175~324とかなりの開きがあった。平均すると試算通りの240前後になるようだが、下振れするとかなりジェムやお金を使わされるor取れなくなるので注意。
他の景品の大半は2種のトークン(第1回:ロリポップ/クリスマスソックス、第2回以降:ラッキーコイン/五芒星)で、これらをさらにショップで景品交換できる。1ボールあたりの期待値はロリポップ3.2本、ソックス0.32枚ほど。ソックスの方がレアだが、無課金の獲得量ではろくなものがもらえずむしろハズレに近いのは他のイベントと同様である。
初回開催時には200回投入で新スキン「燭台の杖」、ソックス700枚でゼウスの新衣装「ギフトジェネレータ」がもらえたが、後者は重課金前提であった。ロリポップ1500本の羽翼「闇夜の翼」は併設イベントの魔物改造ラボも含めたジェム割りとソックスのロリポップへの変換でギリギリ取れそうな程度。なお投入20000回まで報酬設定があるが、所要額は65万円ほどとなる。(→1200回の参考動画)
目玉賞品があちこちに分散配置されているので開催ごとによく下見して確かめてからジェム割りなどの計画を立てよう。ジェムでは1日30玉しか買えないので、多少の下振れも計算に入れて早めに動く必要がある。
年獣大作戦(Nian Beast Clash)は、アーチャー伝説2のイベント「島の宝探し」を逆輸入して2025年1月に開催されたモノポリー風のイベント。
年獣(Nian)は年末に人里を襲う中国の妖怪で、これを追い払うのが獅子舞だそうな。この年獣を倒すという目的がアレンジとして加えられていた。4月にはメデューサを倒す「ジャングルバトル」(Jungle Clash)に衣更えして開催された。
クエスト消化やパック購入や併催イベントなどで集めたサイコロを振って永久ループのすごろくの駒を進め、止まったマスの景品がもらえる。長押しによる自動運転や倍率ボタン(x○)によりまとめて消費も可能。サイコロは大量に溜めなくても、5つ溜まっていればx5にできる。
マスによっては特殊イベントが発生し、爆竹羽矢で年獣メデューサを攻撃できたり追加報酬が得られたりする。振り出しに戻るとボードがリセットされランダムに入れ替えられる。
クエスト(2025/4) | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | 6 |
デイリーイベントに○回参加 | 20 |
モンスター○体倒す(本編) | 16000 |
広告を○回見る | 40 |
クイック奇襲○回実施 | 70 |
幻彩石宝箱を○回オープン | ??? |
サイコロを○個消費 | ??? |
集めたランタンや元宝コインやキーをショップで景品交換できるほか、年獣メデューサに与えたダメージ量による固定報酬と釣りフェスタ式のランキングがある。
サイコロを振ることしかできないが、大当たりや狙いたいトークンの7つ前に止まった時にサイコロ倍率を上げたり、ボードの内容が悪い時にはひたすらx1で回してリセットを狙ったりといった若干の工夫の余地はある。ダメージも第3のトークンのようなものなので、特に無課金の場合は3つに分散させるよりもどれか1つを集中的に狙った方が良い報酬が取れるかもしれない。
下表の通り、基本的にはダメージを最優先するのが得策であるが、取れば取るほどコスパが良くなる仕様のため無課金の場合は慎重な検討が必要。また、500ダメージ未満の端数は全て無駄になるのでキリのいいところで終わらせるのが理想である。無課金の場合はキーも無駄が出やすいのでキーよりはコインを優先した方が良いようだ。S級ヒーローのかけらなどのマスがある時も狙い目。
トークン | ジェム換算 | 獲得量目安 | 1マスx1でのジェム価値 |
---|---|---|---|
コイン(ランタン) | 2.2 | 100 | 220 |
キー(元宝) | 10 | 25 | 250 |
ダメージ | 2~10+ | 150 | 300~1500+ |
1ダメージ=10ジェムとして、7マス前にダメージがある時のダメージによる報酬期待値は250ジェム。(あれば)別イベントでサイコロ1つ150ジェムで入手できるので、なかなか絶妙な設定である。
初回での重課金勢からの報告では、特に工夫せず回した場合、3500ダメージの風音の衣装「幸運の獅子」にはサイコロ740個前後(約3万円)、元宝5500の孫悟空衣装「闘戦勝仏」にはサイコロ2100個程度(約9万円)で到達するとのこと。ダメージ報酬は無課金で全部取れそうに見えて全然取れないので気をつけたい。
あとは釣りフェスタ同様にランキングのタイミングを調整するぐらいのようだが、無課金では下から2番目のシルバーが限界である。ショップやダメージ報酬後半の豪華景品にはえげつない費用がかかり、ジェムを割った程度では焼け石に水。無課金に厳しいのはアーチャー伝説2譲りだが、2の方はサイコロが持ち越せるだけまだマシかも。
アイランド対決(Island Showdown)はジャングルバトルとラッキーボールの間の子のようなイベント。おなじみのクエスト・ジェム(80ジェム×1日30個)・パックなどで獲得した爆薬を消費してルーレットを回してモンスターと戦う。
クエスト(2025/4) | 最終ノルマ |
---|---|
○日連続でログイン | 6 |
デイリーイベントに○回参加 | 24 |
モンスター○体倒す(本編) | 20000 |
クイック奇襲○回実施 | 80 |
遺物宝箱を○回オープン | ???(350まで確認) |
ジェム○個獲得 ※PvP不可 | 400000 |
ルーレットは2重になっており、外側の枠でサイコロや爆薬を出してモンスターと戦い、内側の枠は一定回数止まることで報酬を獲得する。倍率変更と長押しによる自動運転があるが、ジャングルバトルのような工夫の余地は特にない。強いて言うなら、ダメージ報酬に届くかギリギリの場合には低倍率で刻んだ方が確実。
内側の枠はラッキーボールのようなシステムで、主要な賞品はショップ用の2種のトークン「島のココナッツ」「色貝」。
モンスターもサイコロを振り、数が上回るかスーパー爆薬を引くとダメージを与える。同点の場合は爆薬が返還される。右側に表示されている「特定点数」の上のものをモンスターが出すとダメージ軽減、下のものをプレイヤーが出すとクリティカルヒット。
勝ち方 | ダメージ |
---|---|
ダメージ軽減 | 5 |
普通/軽減&クリティカル | 10 |
クリティカル | 20 |
スーパー爆薬 | 50 |
モンスターのHPを上部ゲージの量減らすごとに豪華めの景品を獲得し、ルーレット内側の賞品が入れ替えられる。後者は左上の「i」にプレビューがあるが、その全てが入るわけではなくランダムで選ばれ、特に最良の景品は1枠だけとなる模様。もっとも本命の賞品はショップの方にあるようである。
なんらかのクエストを消化することで直接報酬がもらえるタイプの不定期イベント。クエストが本体という感じで課金色が薄く、頑張ればささやかな報酬があるといったイベントが多い。
パズルイベント(Puzzle Event)は、アーチャー伝説4周年イベントの一部が不定期イベント化したもの。12のクエストを消化することで絵を完成させる。初回は「マジックスナップショット」(Magic Snapshot)だったが、2023年11月の魔王討伐戦開催中には「討伐戦パズル」となり、同12月以降は「パズルイベント」という名前で開催されている。新しいイラストが出るたびに開催されそうである。
各クエストの達成時と、縦・横7ラインの完成時に報酬がもらえる。絵全体を完成させても特に追加報酬はない。基本的には地道・確実に鍵などがそこそこもらえるささやかなイベントといったところなのだが、たまにとんでもなく豪華な場合もある。たとえば2024年の春節では新光輝遺物「龍頭靴」の完成品、2025年2月には新S級武器「魔王銃盾」が3行目に隠されていたので、油断せず報酬もチェックするようにしたい。
クエストの内容は空白のグリッドをタップすると表示される。「掃討」はクイック奇襲、「デイリーモード」は定期イベントのことである。クイック奇襲数やモンスター討伐数などいくつかのクエストは日数がかかる仕様となっており、油断すると達成不可能になるので最初にしっかり全クエストを確認して確実に消化していこう。(2024年4月現在、開催期間が7日間から9日間に延長され余裕ができている。)
体力カーニバル(Energy Carnival)は2023年11月に導入された不定期イベント。消費したエネルギーに応じた報酬がもらえるという単純なもので、他のイベントの一部としてよく行われているものの単独イベント化のようである。どうせ大量に周回することになる入手限定などと同時開催することを前提としているのかもしれない。
初回開催時の最終報酬はローラの新衣装と、この手の無課金イベントとしてはかなり豪華なものであった。
通常のゲームプレイになんらかのプレイヤー有利なブーストがかかるタイプの簡易型イベントもいくつかある。
時折、チャプターやボックスなどでの特定の新アイテムや人気アイテムのドロップ率が上昇する期間が設けられることがある。ほぼそれだけなのでイベントというほどのことでもないが、運営はイベントと呼んでいる。
ショップタブに出るタイプ(装備・S級装備・ドラゴン)とワールドタブに出るタイプ(装備・魔導書・宝石・遺物)がある。前者は一定回数(持ち越し可)ボックスを開けると確定で当該アイテムがもらえる。ボックスの鍵を溜めておいてこのタイプのイベントを待つのも良いだろう。
ワールドタブのものはエネルギー消費で報酬がもらえる。遺物タイプの場合、ドロップ率はアップするが1日のドロップ上限は変化しないため、いつも上限まで周回している人にとっては恩恵が薄い。指定の光輝遺物の比率が上がるのみである。
獲得時間(Harvest Time)は、期間限定でチャプターでのエネルギー消費が軽減され、特権ポイント・PvPの名誉石・クイック奇襲回数の割増など毎回違う別のバフも得られるイベント。エネルギー消費量やその他の条件に応じて報酬ももらえる。
チャプターのエネルギー消費が5から4になると実感として周回してもなかなかエネルギーが減らず、かなり多めに周回できてしまう印象である。常設イベントなどのエネルギー消費は軽減されないため、開催中はチャプター周回をメインにするのが良いだろう。(ただし、エネルギー消費クエストをさっさとこなしたい場合は常設イベントの方が効率が良い。)
周回が必要な他の臨時イベントと同時開催されることが多く、基本的にはサービスの要素が強いイベントである。ただし、2023年3月の開催時では、クイック奇襲の方は課金でないと最後まで取れない仕様であった。
不定期に課金要素が主体の臨時イベントが実施されることがある。大抵は無課金でも多少は楽しめるよう設計されている。同じものが景品などを入れ替えて頻繁に開催されているので、代表的なものを紹介する。イベントというよりただの物販と思われるものについては「ショップ」を参照。
課金系のイベントも複数がタブ切替でまとめられていることがある。特に開催期間がズレている場合は見落としたり終了日を間違えたりしやすいので注意。
TIP: ルーレット→ジェム消費→ログイン報酬のような順序で開催されることが多いのでジェムを減らしすぎないように。ルーレットやジェムタイプのログイン報酬プレゼントなどは他のイベントの充実に伴いほとんど開催されなくなっている。新しいイベントも大半でジェムが重要な役割を果たすのでペース配分は良く考えよう。
ログインやアクティビティXpで報酬がもらえるが、ジェムやリアルマネーを支払うことで報酬が大幅に増えるタイプ。課金分は入手困難な重課金ヒーローのかけらや「選べるかけら」などが目玉賞品になっていることが多い。
下の画像のうち左はログイン+ジェムタイプ、右はアクティビティXp+リアルマネータイプ。ログイン報酬の方のうち左の2列は完全無料でもらえ、右の2列は7000ジェム払うともらえた。全部取得すると7000ジェムは全て返ってくる。開催のたびにジェムの要求額が増えており、1万ジェムぐらいは常に貯めておいた方が良いようだ。
以前はログインとアクティビティは必ず同時開催されていたが、後述の「ログインして賞品ゲット」実装後はどちらか片方だけの開催が多くなっている。ジェムタイプはほぼ全額が払い戻されるのが通例だったが、2023年9月には6000ジェム、2024年1月には7000ジェムで全くジェムバックなしで開催された。誤購入にはくれぐれも注意。いつ購入してもそれまでの分を全て受け取れるので、急いで買わずに最終日近くになってから落ち着いて購入することをおすすめしたい。
ジェム払い戻しタイプはジェム消費イベントのようなジェムを大量に使うイベントの直後に開催されがちである。2024年の時点ではこのタイプは滅多に開催されなくなっているが、5周年イベントの終了直後に久々に開催された。
「ログインして賞品ゲット」(Login Gifts)はログイン報酬プレゼントと同様に毎日報酬がもらえるイベントだが、ジェムによる追加ボーナスの代わりに日替わりのパックを販売している。アプリのインストール直後や長期ブランク後にも類似のイベントが自分だけに表示される場合がある。
初期状態では有料パックのタブの方が開くように変更されたので、無料のログインボーナスの方を見落とさないよう注意。
「消費ギフト」(Spend Gifts)は、一定期間中にゲーム内のどこででもジェムを消費することで、ジェムの消費額に応じた景品がもらえる臨時イベント。開催日数は当初はいつも8日間だったが、最近は4~日程度の開催も増えている。
最初は数千ジェム分までしか表示されていないが、ある程度消費したところで表示が増え、少なくとも60万ジェムぐらいまでは拡張される。間隔はどんどん広くなり割に合わなくなってくるので、通常は1万ジェム前後まで取れれば十分であろう。
普通に過ごすと1000~2000ジェム程度しか消費できないと思われるが、PvPの40ジェム試合を8日間毎日10回やれば3200ジェム、100ジェム試合なら8000ジェム使うことになるので簡単に大きく消費量を伸ばせる。消費イベント中はPvP参加者のレベルが下がり、勝てば逆にジェムももらえるので実際のジェム消費量は遥かに少なくて済む。
ショップのボックスや行商人の装備などを買うなら、このタイプのイベント開催時を狙いたい。ヒーローや牧場スロットの解放、装備のリセットなどのジェムがかさむことも可能な範囲でこれに合わせると良い。ただし、直後にログイン報酬プレゼントが開催されることが多いのでジェムの減らしすぎには注意。
チャージキャンペーン/チャージボーナスクエスト(Purchase Rewards / Purchase Reward Quests)は、期間中に課金で使ったリアルマネーの額に応じて景品がもらえる生々しいイベント。基本的に1USDと1EUR単位で景品が設定されており、日本円だとそこからの換算になるので半端な数字となるが、表示にかかわらず端数はぴったり合うようになっているので「1円足りない!」といった心配はない(99セントは1ドル分に切り上げられているようだ)。
期間中にはデイリーなどと似たクエストも出題され、いくつかこなすごとに1USD分のポイントがもらえるので無課金でも多少は景品がもらえる。クエストの必要消化数はこなすほど多くなっていき、良い景品にはギリギリで届かないよう設計されていることが多かったが、2023年9月の開催時にはクエストの必要数が最大4までに緩和され無課金でもキリの良いところ(11ドルあたり)まで取れるようになった。実際にある程度やってみないとどこまで取れるか・どれだけ余裕があるのかがわからないため、最初の数日はクエストを全て消化して様子を見ることをおすすめしたい。
最下部に表示されている「おまけ」は取ると次のものが出現する仕様で、2023年6月の開催ではそれまで入手方法が謎とされていた刀の新スキン「サンダーカット」(価格不明)が、同10月には爆裂虎の新衣装「キョンシー虎」が400USD(約6万円)でもらえた。後者は同時開催のエンドレストレジャーで大金を使うと拳の新スキンが当たる可能性があったので、そのついでに衣装ももらえますよ、ということのようだ。2023年のクリスマスからは、スクロールさせるだけで先の方のおまけも見られるようになった。
期間の最終日にはクエストはなく、アイテムを購入してもポイントは増えない。獲得済ポイントとの交換だけが可能なので注意。
なお、スターダイヤのアプリ内購入はチャージの対象外と「i」に明記されているので、あえてアプリ内で買っても丸損である。このため、課金勢向けのイベントとしては微妙な存在となってしまった。投資するならジェム消費イベントを狙った方が良いかもしれない。
累計チャージ(Total Purchase)はチャージキャンペーンを簡素化したようなイベントで、クエストも「おまけ」もなく累計購入額による景品のみがある。購入するにしてもチャージキャンペーンほど美味しくないことが多いようなので、どうせならチャージキャンペーンを待った方が良いかも。
宝箱リベート(Chest Rebate)は、宝箱(チェスト・ボックス)を一定数開けると同種の鍵がリベートとしてもらえるという単純な販促イベント。鍵はすぐに使わずにこのイベントをやる時まで溜めておきなさい、ということだろう。
リベート率は最初は高いがたくさん開けるほど落ちていき1~2割程度に落ちつくので、急ぐのでなければ現物なしタイプの時にはリベート率が高い最初の数十本だけにしておき、残りは現物がもらえるタイプが来るまで引き続き溜めておくのも良いかもしれない。
大量に開けると鍵の代わりに現物ももらえる、こともある(2024年9月までの6回はアリ・ナシ・アリ・ナシ・ナシ・ナシ)。2024年クリスマスには幻彩石・遺物・ペットの3種併催で全て現物つきであったので、大イベント時には普段よりも大盤振る舞いになることもあるのかもしれない。
導入当初は幻彩石の宝箱が対象のものだけだったが、5.15.0でのペットシステム導入に伴い「ペットカーニバル」(Pet Chest Carnival)という名前でペットの宝箱のものも開催された。こちらはリベート率が最初から1割と低かったが、さすがに不評だったのか第2回では2割スタートとなった。6.3.0では黒曜石も登場し、3種同時に共催された。今後、他の宝箱のものも開催されるかも?
2024年11月には感謝祭イベントの一環として、ゴールデンと天青石以外のどの箱を開けてもドラゴン 銘刻鍵のリベートをもらえるイベント「冬の宝箱」も開催された。(当初はドラゴン鍵が2割ほどもらえたが、不具合によるロールバックの際に変更され、リベート率も1割に削減された。)
全員に一斉に提供されるのではなく、一部のプレイヤーだけに特定条件で表示される(と思われる)イベントもいくつかある。
7日カーニバル(Week-long Carnival)は、アプリをインストールして新規ゲームを開始した時のみに出現する、いわゆる新歓イベント。7日間にわたりデイリークエストに似たクエストが日替わりで大量に出題され、こなすことで報酬がもらえる。クエストはイベント全体の期限内であれば、当日に限らずいつ達成しても良い。
1500ポイント全てを達成するとランダムのS級装備がもらえるのだが、「12000ジェムを入手する」というクエストの無課金での達成には相当なやり込みが必要で、初心者にはまず達成不可能と思われる。これをどうしても取りたい場合は1000円ほどの成長基金を買うのがベストかもしれない。(最終報酬が刀だった時代は無課金でも簡単だったのだが……)
およそ現実的ではないが、理屈の上では、これを遠征の拳が出るまで繰り返すリセマラが可能ではある。
7日間チャレンジ(7-Days Challenge)は7日カーニバルと非常に良く似たイベントで、7日間かけてクエストを消化して「コイン」と「ポイント」を集め景品と交換する。
バージョン5.9.0で開催が予告されていたが、当初はごく一部のプレイヤーにしか来なかった。プレイヤーレベル86・87・116の人に来ていたという情報があり、クエスト内容は下記画像のものとほぼ同様で最初から大半がクリア済だったとのこと。
運営によるとこのイベントは「7日カーニバル」の続編であり、同イベントをプレイしたことのある人にだけ提供されるとのことであったが、苦情が多かったのか、対象外になっていたプレイヤーにも1週間遅れで提供された。
いずれにせよ、今後は新規プレイヤーの2週目に提供される個別イベントということになりそうだ。
2024年2月時点での、1200ポイント達成の箱の目玉賞品は弓のスキン「幻金長弓」であった。7日カーニバルとは異なり、無課金でも頑張れば達成可能な模様。途中からクエスト数が減るが、最終日には20ポイントのクエストが大量にあるので、油断せずに消化に時間のかかるクエストなどもこまめに進めておけば問題ないはず。(この箱の中身の受け取り方はこちら)
コインの方は140程度が限界で、画像にあるような豪華景品が欲しければ右上の「チャレンジパック」を購入せよということのようだ。
「おかえりなさい!」(Welcome Back!)は、長いブランクがあったプレイヤーが久々にログインした時に出現する、ログイン報酬系のイベントと同様の個別イベント。ログイン、アクティビティ、有料パックの3タブ構成となっている。
アクティビティスーパーパックはデイリークエストを消化するともらえるので、どんなゲームだったのかを思い出しながらやると良いだろう。おかえりなさい!
トップバトル(Summit Clash)は遠征をベースにした臨時イベント。数日間の開催期間中に、オール・ボス戦の全15ラウンドの制覇を目指す。報酬はさまざまだが、特に遺物関係が多い。ジェムも獲得できる。
短期間かつ完全にアーチャー伝説本編ベースのイベントなのでイベントタブにある方がしっくり来るのだが、なぜかワールドタブに出現する少々浮いた存在である。
詳しくは「トップバトル」参照。
以下の不定期イベントは特に廃止のアナウンスなどはないが、年単位で開催が見られなくなっている。
ルーレットで各種景品がもらえる、実質ただのガチャのシンプルなイベントがかつては頻繁に開催されていたが、他のより凝ったイベントが充実するに伴い頻度が減り、2025年現在では全く開催されなくなってしまっている。個別のルーレットイベントについては「ルーレット」を参照。
ウィッシングプール(Wishpool)は2022年クリスマスの報酬イベントが改修されてレギュラー化したイベント。
クエスト消化や広告視聴などにより「ウィッシュコイン」を集め、泉に投げ入れると即座にランダムでささやかな報酬がもらえ、これもランダムで「ウィッシュ値」が増加する。
一定のウィッシュ値を達成するごとに所定の報酬が得られ、特にそのラウンドの上限値まで到達すると事前に自分で選択したかなり豪華な報酬が獲得できる。
複数ラウンドから構成されており、ラウンドが進むほど賞品が豪華になるが必要なウィッシュ値も上昇していく。全ラウンドの終了後は「エンドレスラウンド」というループするラウンドになる。下表は2023年3月と4月開催時の各ラウンドでのウィッシュ値。
ラウンド | ウィッシュ値 2023/3 |
2023/4 |
---|---|---|
1 | 80 | 50 |
2 | 120 | 60 |
3 | 120 | 100 |
4 | 140 | 140 |
エンドレス | 200×7 | 240×11 |
2022年クリスマスの時には全3ラウンドで、無課金でも全員が全ラウンドを達成可能であったが、2023年3月の開催時には全4ラウンドとなり、無課金でのコイン入手量もかなり絞られた。ウィッシュ値の進行がランダム(3月2~20、4月2~10)となったのでゆらぎはあるものの平均では1コイン=1ポイント程度で、無課金では第1ラウンドしか取れない可能性が高い。4月には見直されて無課金でも第2までは取れそうな設定となった。以降の開催も概ね同様の設定となっているが、2024年2月の開催では第6ラウンドまで存在していた。
無課金でウィッシュ値を伸ばす方法がない一方で、大量のウィッシュコインを含む「セールパック」が販売されており、課金色が濃いイベントとなっている。5コインのパックは1日1つ広告視聴でもらえる。
モンスター派遣(Monster Dispatch)、正式名称「アトレウスの宝の地図」(Atreus' Treasure Map)は不定期に開催される定形イベント。開催中は毎日多数のクエストが出され、達成して得られた巻物を渡してモンスターを派遣し宝を探させる。
詳しくは「アトレウスの宝の地図」を参照。
2024年3月に「クレイジーモンスターたまご」に置き換えられ廃止。以下は「魔法クリスタル」当時の仕様。
魔法クリスタル(Arcane Crystal)は2023年11月に導入された、ちょっと数学的な不定期イベント。
クエスト達成・広告視聴・パック購入などによって「エナジーボトル」を入手し、3つあるクリスタルをタップすることでボトルを消費してランダムで4色に変化させる。3つとも変化させた時点で、色の組み合わせにより景品が得られ、クリスタルは初期化される。
組み合わせは20通り存在し、全てを達成することで「クリスタル大賞」というメインの報酬を獲得して次のラウンドへ進める。全7ラウンドあるが、第1ラウンドの大賞でランダムS級装備などといきなり豪華になっている。20通りのうち指定の4通りを揃えるたびに小さな報酬も別途ある。
ボトルを30本使うごとに1枚の「組み合わせ交換券」がもらえる。この券を使うことで任意の組み合わせを1つ達成したことにできる。最後の数組を揃えるのはかなり大変なので、基本的に交換券で片付けることになりそうだ。残りの組み合わせ数=交換券枚数となった時点で券を使うのが基本。
初回開催時では、無料でもらえるエナジーボトルは73本、無課金では困難な「ジェム2000/3000/4000個獲得」(PvPのジェムは対象外)を除くと66本であった。パックにより1本100円程度で購入可能。試算では、平均で1ラウンド獲得には120本、7ラウンドでは822本のボトルが必要となる。無課金では1ラウンドもまず無理で、4組セットでもらえる鍵やランダムかけらを取れれば御の字ということになりそうだ。パックは全部で800本(73400円)なので、ほぼ全て買えば6~7ラウンド達成可能といったところだろうか。
エナジーボトルと交換券は次回開催時に持ち越し可能なので、無課金でも数シーズンは溜めてから一気に使うことで大賞の獲得が可能になる。1ラウンド取れれば十二分に美味しく、確実に取るには150本ほど必要なので、3シーズン分ほどボトルを溜めてからプレイするのが良いだろう。第7ラウンドまで取るには14シーズン分が必要で現実的ではない。いずれの場合も、ラウンドの途中で終えると大損なので十分なストックを用意してから臨みたい。
クレイジーモンスターたまごへの改修時の変更点は以下の通り:
かけらの登場により、抽選回数にほぼ比例する残念賞が良くなった反面、大賞は簡単に取れるが賞品もささやかとなった。コンプガチャ色を一掃するための改修だったのであろう。
魔王襲来(Demon King Attack)はアーチャー伝説の4周年イベントで登場したタワーディフェンス系のゲームモード。大きな「クリスタル」のついた塔を守り切るのが目的。後に不定期イベント「クリスタル守護」に改修された。
20のウェーブ制ステージ(レベル)があり、攻略を進めたり繰り返し周回したりすることで「魂の怨念」を集めて4周年の豪華景品と交換できた。