タワーディフェンスモード(Tower Defense; TD)は、アーチャー伝説4周年を記念して導入された新しいゲームモード。文字通り、有名なゲームジャンルである「タワーディフェンス」のアレンジ版である。
全く別のゲームが接木されているという感じではなく、アーチャー伝説のヒーローや戦闘が巧みにタワーディフェンスと融合されている。実際、キャラクターを直接操作して戦うシステムのタワーディフェンスは他にあまりないようで、アーチャー伝説でしか遊べない人気のモードとなっている。
タワーディフェンスはさまざまなイベントの形を取って開催されている。この記事ではまずモードそのものについて解説した後に、実際にタワーディフェンスをプレイできるイベントを個別に紹介する。チャレンジマッチ(LC)の一部として開催されるものについては「チャレンジマッチ」を参照。
タワーディフェンスでは、アーチャー伝説のヒーロー一人が従来の装備やバフなどの一部も備えた状態で登場し、タワーの建設と自らの戦闘により大量に押し寄せて来る敵から「クリスタル」を防衛する。ヒーローや装備などの選択や有効性についてはイベントにより異なる。
ステージ内には防御対象のクリスタルが1つと、敵の出現するポータルが数個配置されている。ウェーブ制となっており、各ウェーブでポータルから出た敵はクリスタルへと突進し、到達するとクリスタルにダメージを与える。次に敵が出現するポータルには予告のタイマーが表示されている。
敵は水場を渡れないが、ヒーローは渡れる。クリスタルの耐久力が0になるか、自分が死亡するかすると敗北(自分は一度だけ復活可能)。最後まで守り切れば勝利となる。敵が全滅した後でクリスタルが倒れるとその瞬間に終了するが勝利扱い。
敵を倒すとコイン(兼Xp)・青石や各イベント固有のアイテムなどをドロップする。青石は自動で即時回収されるが、それ以外は一定距離まで近付かないと回収できない。通常のステージとは異なり、意識的な回収が必要である。コインの回収によりプレイ中いつでもヒーローがレベルアップする。
端末のスペックによっては途中でクラッシュしやすいようなので、プレイ前のタスクキルをおすすめする。プレイ中にクラッシュもしくはタスクキルした時の「戻り」はステージではなくウェーブ単位である。
ステージ開始後に右端にある「+」ボタンを押すと防衛塔(タワーとトラップ)を3種類まで選択できる。未選択の枠があれば何度でも選択画面に入れるが、一度選択したものはそのゲーム内では変更できない。選択後にはこれらの塔に対応するボタンに変化し、押すことで「エレメンタルストーン」(以下「青石」)を消費して塔を設置できる。クリスタルや敵ポータルのすぐ近くには設置できない。
青石は敵を倒すと自動的に入手できる(モブ1体につき1つ、ボスは20)。
タワー(塔) | トラップ(罠) | |
---|---|---|
敵への作用 | 能動的に攻撃 | 乗った敵に作用 |
設置数の上限 | 8~15 | 制限なし |
隣8マスへの設置 | × | ○ |
敵・弾の通過阻止 | ○ | × |
グレードアップ | ○ | × |
タワー同士を隣り合うマスに設置することはできないので、1マスおきにタワーを配置して隙間をトラップで埋めるのが基本となる。設置済のタワーの上に乗ると別のボタンが出現し、押すと3度まで青石を消費して塔が強化されスキルを獲得する。
タワーの設置数にはステージごとに上限が設定されている。タワー設置ボタンの下に表示されているので最初にチェックして、迂闊に建てすぎないよう計画的に建てていこう。
UPDATE: 5.14.0より回転刃タワーとアックスタワーに調整が入る予定でしたが、何が変わったのかは不明・体感不能なようです。
イベントにより利用できるタワーが異なる場合があり、全てのタワーが利用できるとは限らない。クリスタル守護では概ね全種類が利用できるが、チャレンジマッチでは毎回のように入れ替えがある。
青石のコストはチャレンジマッチの潜在力やシーズン特性などにより引き下げられる場合がある。
※情報・コメント募集中!
回転刃タワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 30 |
最もよく使われるタワーで、周囲1マスの敵にダメージを与える。 安いようでいて最低1つはスキルを取らないと使い物にならないので特にLCでは他のタワーと慎重にコストを比較したい。 |
|
Lv2 | 30 | ||
Lv3 | 40 | ||
Lv4 | 50 | ||
アロータワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 30 |
単体攻撃で特殊能力は無いが、攻撃力・攻撃速度・命中精度ともにそれなりに高く射程も長い(5マス程度?)。 第9回以降のチャレンジマッチでは使用できなくなった。 |
|
Lv2 | 30 | ||
Lv3 | 40 | ||
Lv4 | 50 | ||
斧タワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 40 |
元々人気の無いタワーだったが、5.8.0で強化が入りその時点で最強のタワーとなっている。 説明に一定の確率で敵を即死させるとあるが、即死効果はスキルの「瞬殺」を取らないと発生しない。 射程が短く足の速い敵が苦手なので、トーテムタワー等と組み合わせての設置を推奨。 |
|
Lv2 | 40 | ||
Lv3 | 50 | ||
Lv4 | 60 | ||
電磁タワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 40 | ターゲットにダメージを与え、近くの敵にも連鎖してダメージを与える。 攻撃力は回転刃の6倍(アロータワーの1.2倍)で、LvUP毎に攻撃力が50%上昇。 射程はアロータワーと同程度?で攻撃速度は半分程度。 一見強そうに見えるが強化しないと使い物にならず、序盤で使うにはコストが重く、終盤では火力不足という印象。 回転刃にボルトソードを取らせると同じような仕事をしてくれるのでわざわざ使うまでもない…かも? |
|
Lv2 | 40 | ||
Lv3 | 50 | ||
Lv4 | 60 | ||
タレット | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 50 |
爆弾を発射し、着弾点に範囲攻撃を行いモンスターに大ダメージを与える。 チャレンジマッチでは無課金であれば回転刃・ギアタワーと並ぶ主兵である。 |
|
Lv2 | 50 | ||
Lv3 | 65 | ||
Lv4 | 80 | ||
ギアタワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 50 |
回転ギアを発射し前方の敵を攻撃する。ギアは敵を貫通し、壁に2回反射する。 敵が一直線に並んでやってくる通路の先に設置するのが基本で、狭い場所に設置してダイアゴナル&壁バウンス+1を取らせても強い。 |
|
Lv2 | 50 | ||
Lv3 | 65 | ||
Lv4 | 80 | ||
トーテムタワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 20 |
数秒毎に範囲内にいる複数のモンスターを引き寄せ、一定時間強制的に自分を攻撃させる。ダメージは与えない。 終盤になるほど重要性が増すが、ステージによってはトーテムに攻撃した敵の流れ弾・貫通攻撃が防衛クリスタルに当たってしまうこともある。設置場所を考えたり、クリスタル付近に流れ弾阻止用のタワーを置くなど工夫が必要。 第10回LCで登場し、11回で姿を消した。少数設置で永久ループさせる技があったためだろうか。 |
|
Lv2 | n/a | ||
Lv3 | |||
Lv4 | |||
地雷タワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 40 |
エリア攻撃。周囲5x5の地面に複数の地雷を設置し、モンスターが通過すると爆発する。 第9回チャレンジマッチでバトルパス専用として導入されたが第10回で姿を消した。 |
|
Lv2 | 40 | ||
Lv3 | 50 | ||
Lv4 | 60 | ||
テレポートタワー | 青石 | 説明 | |
Lv1 | 30 |
周囲2マスの複数のモンスターを出現地点の近くへ強制的にテレポートさせる。ボスには無効のようだ。 マップによっては敵の処理が追い付かずテレポートタワーの複数設置が必須な場合もあるので、クリアが困難な時は試してみよう。LC最終盤でも1ルートあたり5つも置けばボス以外はほぼ永久ループになるようだ。 第11回チャレンジマッチにて登場。 |
|
Lv2 | 30 | ||
Lv3 | 40 | ||
Lv4 | 50 |
沼トラップ | 青石 | 説明 |
15 |
罠にかかった敵の動きを遅くする。 これで足止めして回転刃タワーのソードなどのタワー攻撃を何度も喰らわせるのが基本である。 |
|
電磁トラップ | 青石 | 説明 |
20 | 罠にかかった敵を短時間ダウンさせ、小ダメージを与える。 ダメージは回転刃の0.6倍。 |
|
スパイクトラップ | 青石 | 説明 |
20 | 罠にかかった敵にダメージを与える。ダメージは回転刃の2倍。 タワーのように何度も攻撃してくれるわけではないので、設置するならデバフのある沼or電磁を優先。 |
|
毒霧トラップ | 青石 | 説明 |
20 |
罠にかかった敵を毒状態にして一定時間継続してダメージを与える。 チャレンジマッチ第11回にてバトルパス専用として追加。 |
強化時に出現するスキルはタワーの種類によって異なる。たとえば回転刃タワーなら回転剣、アロータワーなら増矢が多く出る。以下に各タワーの全スキルを紹介する。
※ヒーロースキルと名称が同じものは同じ効果を記載しているが、タワー用に調整が入っている可能性あり。
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
アタックスピードブースト | 攻撃速度が25%上昇する | |
インスパイア | 攻撃速度が25%上昇する 敵を倒すとルームを出るまで効果が2倍になる |
|
ダークタッチ | 攻撃がヒットすると1秒後に爆発し、周囲の敵にベースダメージ*2(ブースト修正あり)の90%を与える。 ※ヒットした敵自身にも若干の継続的ダメージを与えている。 |
|
ボルトソード | 現在の132%のダメージを与える。またボルトの効果がある。 | |
アイスソード | 現在の132%のダメージを与える。またフリーズの効果がある。 | |
ファイアソード | 現在の132%のダメージを与える。またブレイズの効果がある。 | |
トシックソード | 現在の132%のダメージを与える。またポイズンタッチの効果がある。 | |
ワールウインドアックス | 一定時間ごとにランダムの数(2~5?)の回転斧を召喚する | |
デスアックス | 敵撃破時に斧を6本召喚する | |
暗闇耐性が減少 | モンスターの暗闇耐性が減少 |
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
アタックスピードブースト | 攻撃速度が25%上昇する | |
マルチショット | 連続発射する矢が1本増える。全方向に適用。攻撃力が10%、攻撃速度が15%減る。 | |
フロントアロー+1 | 正面の矢が1本増える。攻撃力が25%減る。 | |
ダイアゴナルアロー+1 | 斜め正面に発射する矢を増やす。2つ取ると5方向になる。 | |
ピアーシングショット | 矢が敵を貫通するようになる。1回貫通するごとにダメージが33%減少する | |
ウォールバウンド | 矢が壁を跳ね返る(2回まで) 壁を跳ね返った後はダメージが50%減る(2度目で75%?) |
|
フリーズ | 2秒間敵を止める(ボスには効かない場合あり)。 ※ゲーム内記述のような減速効果はない。再度攻撃が当たると解除される。 |
|
ホーリータッチ | 攻撃がヒットすると現在の70%のダメージを与える貫通弾が左右に出る。 | |
デスノヴァ | 敵を倒すと8方向に広がる点状の爆発を起こす。現在の30%のダメージを与える。 |
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
インスパイア | 攻撃速度が25%上昇する 敵を倒すとルームを出るまで効果が2倍になる |
|
クリティカルマスター | クリティカル率が10%上昇するとともにクリティカルダメージが40%上昇する (※元のクリティカル率が0%なので、これを取ってもクリティカル率が低く微妙?) |
|
両刃の斧 | ダメージを2回与える フロントアローと同様に攻撃力が25%下がる |
|
鋭斧剣気 | 敵に当たると剣のオーラが発生し、1体に現在ダメージの35%を与え敵を跳ね返る 1回ヒットする毎にダメージが30%減少する |
|
デフィート | 与えるダメージが15%上昇する (※他のタワーのダメージも増えているようなので、敵にダメージ15%増加のデバフを与えている?) |
|
バーサーク | 攻撃速度が時々上昇 | |
出血 | 敵を出血効果で攻撃する 0.5秒ごとにベースダメージの14%のダメージを与える(持続時間は不明) |
|
瞬殺 | 敵を攻撃した時、一定確率で瞬殺させる |
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
アタックスピードブースト | 攻撃速度が25%上昇する | |
ボルト | 武器の攻撃がヒットした敵に装備ダメージ*1の25~45%の追加ダメージ(周囲の敵1体につき5%増加)、 周囲の敵に装備ダメージの25%を与える(ブースト適用あり)。 |
|
バウンス+1 | 弾丸の射出回数+1 | |
攻撃目標+1 | タワーの攻撃対象+1 | |
雷属性ダメージ増加 | 雷攻撃のダメージが増加する | |
雷耐性減少 | モンスターの雷耐性が減少 | |
攻撃範囲増加 | 防衛タワーの攻撃範囲を増加 |
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
アタックスピードブースト | 攻撃速度が25%上昇する | |
ブレイズ | 攻撃がヒットすると2秒間、0.25秒ごとに装備ダメージの18%を与える。 | |
ボルトメテオ | ベースダメージ(ブースト有効、激怒無効)の225%のダメージを与える。またボルトの効果がある。 | |
フロストメテオ | ベースダメージ(ブースト有効、激怒無効)の225%のダメージを与える。またフリーズの効果がある。 | |
ブレイズメテオ | ベースダメージ(ブースト有効、激怒無効)の225%のダメージを与える。またブレイズの効果がある。 | |
トキシックメテオ | ベースダメージ(ブースト有効、激怒無効)の225%のダメージを与える。またポイズンタッチの効果がある。 | |
デスボム | 敵を倒すと周囲の敵に現在の67%のダメージを与える爆発を起こす。(アイコンはこれが正しい) | |
炎耐性減少 | モンスターの炎耐性が減少(炎ダメージ1.25倍) | |
爆発範囲アップ | 弾丸の爆発範囲を拡大する(直径6マス→8マス程度) | |
分裂キャノン | 床に当たると爆弾が3つの小爆弾に分裂する | |
攻撃範囲増加 | 防衛タワーの攻撃範囲を増加 |
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
アタックスピードブースト | 攻撃速度が25%上昇する | |
インスパイア | 攻撃速度が25%上昇する 敵を倒すとルームを出るまで効果が2倍になる |
|
フロントアロー+1 | 正面の矢が1本増える。攻撃力が25%減る。 | |
ダイアゴナルアロー+1 | 斜め正面に発射する矢を増やす。2つ取ると5方向になる。 | |
跳ね返り | 弾が近くの敵を3回まで跳ね返る。 1回ヒットする毎にダメージが30%減少する |
|
ポイズンタッチ | 敵が死ぬまで、1秒ごとに装備ダメージの30%を与える。 | |
バウンスウォール+1 | 攻撃が壁を跳ね返る回数+1 | |
毒属性強化 | 毒攻撃のダメージが増加する | |
毒耐性ダウン | モンスターの毒耐性が減少 | |
攻撃範囲増加 | 防衛タワーの攻撃範囲を増加 | |
リーパー | 敵を貫通するたびに、ノコギリの歯のダメージがアップし大きくなる |
トーテムタワーはスキルを追加できない。
名前 | 効果 | |
---|---|---|
アタックブースト | 攻撃力が30%上昇する | |
ブレイズ | 攻撃がヒットすると2秒間、0.25秒ごとに装備ダメージの18%を与える。 | |
デスボム | 敵を倒すと周囲の敵に現在の67%のダメージを与える爆発を起こす。(アイコンは正しいものが使われている) | |
炎耐性減少 | モンスターの炎耐性が減少 | |
爆発範囲アップ | 地雷の爆発範囲増加 | |
マルチファイア | 1回に発射される地雷の数+1 | |
ディレイ | 地雷の持続時間増加 |
名前 | 効果 | |
---|---|---|
炎耐性低下 | モンスターの炎耐性が減少 | |
雷耐性低下 | モンスターの雷耐性が減少 | |
毒耐性低下 | モンスターの毒耐性が減少 | |
闇耐性低下 | モンスターの闇耐性が減少 | |
テレポート範囲アップ | 防衛タワーのテレポート範囲がアップする (1つにつき+0.5マス程度) |
|
高速テレポート | テレポート魔法を発動する頻度が増加した! | |
強化 | 一度にテレポートできるモンスターの数増加 | |
障害 | テレポートされたモンスターの移動速度が一定時間低下する | |
弱体化 | テレポートされたモンスターの防御力が一定時間減少する |
ヒーローは敵をまとめて倒せるタラニス・ゼウス・シェイド・オニール・ユナ(デッドリーゼリー)などの誘爆/エレメント持ちが適している。装備もモブをまとめて倒せるものや回復力を持つものが良い。
敵は一列に並びがちなので、トルネードを使うと簡単である。敵を押し返しやすい鎌も良い。ただし、壁が多いマップでは壁越しに攻撃できる拳・大剣・刀などの近接武器の方が適しているケースがある。
雷属性がつく近接武器である天神の力があれば強力で、この場合はタラニスにこだわる必要もない。その他の装備についても、天神セットがあれば強力なので、以下の記述は気にせず使っていくと良い。
防具は虚無のローブが効果的。闇のローブは「エレメント強化」スキルや回転刃タワーなどの「暗闇耐性が減少」スキルを獲得できれば強力なので、敵の移動距離が短いなど虚無で突破が難しい場合に試すと良い。(そうでなくとも、エレメント強化は最優先で取りたいスキルである。)
コウモリの指輪や血に飢えたロケットがあれば自分が死ぬ心配をあまりしなくて済む。遠征呪文の書の回復力にも期待できるが、巨人の魔導書があれば、無敵を利用して敵に包囲された地点へのタワー設置や強化が可能になる。ダブルタップ発動が苦手でなければ、幽霊の書も炎魔術師がほぼ常時メテオの雨を降らせてくれて強い。自分が使うエレメントに合わせたミシック以上のブレスレットがあれば理想的(かは要検証)。
6.3.0よりドラゴンも使用可能になった。やはりサンダードラゴンが強い。それ以外では基本的によく育ったものを持って行けば良いが、持続時間が長いものが有利なようだ。(ただし、エフェクト過剰によりアプリがクラッシュすることもあるので注意。)※第13回LCではドラゴンの基本ステータス(HPと攻撃力を除く)がなぜか有効となっているため、持っているだけで異常に強い。特にシャドウドラゴンの前方ダメージ耐性が秀逸。
精霊やペットは登場しない。
チャレンジマッチでのバフの有効・無効についてはチャレンジマッチ記事を参照。
タワーディフェンスではエレメント系攻撃が重要である。ヒーロー本人が取得するスキルについては、エレメント強化系、属性矢、回転物を優先したい。エレメント強化とエレメント爆発は無条件で最優先。敵を串刺しにしやすいマップでは属性矢、壁に阻まれることが多いマップでは回転物がより効果的である。
マップによっては方向矢や血の渇き系なども有効。特に、誘導不能で敵が多方面から押し寄せてくるマップではその位置関係に合った方向矢が取れれば俄然有利になる。HPが危ない時は血の渇き系も取りたい。回復力が高ければ、自分が盾になってクリスタルの被弾を防ぐ戦術も取りやすくなる。
逆に、本人の弾の威力を増すブースト系のスキルはタワーディフェンスでは優先度が低い。どうしても他に選択肢がない時に仕方なく取るものといったぐらいである。タワーディフェンスではレベルアップの回数がかなり限られるため、必要であればスキルリセットもどんどん使っていこう。特にチャレンジマッチではリセットを大量消費するので、慌ててクランで買っても追いつかないため普段から多めに買い溜めしておきたい。
なお、タワーのスキルについてもエレメント優先、ブースト敬遠が基本となる。
敵の通り道を特定・固定して範囲攻撃や減速トラップを敷き詰めるのが良いようだ。イベントにもよるが、簡単なマップであれば回転刃タワーと沼トラップだけで良いことが多い。回転剣の射程距離内に塔を増やす余地がない時などにはアロータワーやタレット(大砲)の方が良い場合もある。誘導用(後述)に遠くに塔を設置する場合には安いトーテムタワーやアロータワーを建てておけば良いだろう。他のものはコストが高くなる割にさほど強くもない。
攻撃用のタワーは数を増やすよりも、強化して回転物・落下物・爆発系などを取らせた方が有利なことが多い(自分も取ろう)。タワー強化はピックを見てからキャンセルできるが、次もまた同じ選択肢が出る。ただし、「ヒーローが」1レベル分の経験値を獲得すると振り直しになるので、ひどいピックの場合は後回しにすると良い。コインを拾いに行けばレベルアップを早めることができる。
回転刃のスキルは強力だが運任せな部分があり、最低1つはスキルを取らせないと弱いので60青石かかる。タレット(大砲)は置くだけで安定して強いので50で済むとも言える(LC版で除去されたアローは安いのに置くだけでそこそこ強かった)。タワー数の制限が厳しい場合にも高いタワーの方が有利になりやすい。また、主戦場から遠いタワーは後から強化に行くのが難しい場合があることも考慮したい(特に回転刃)。チャレンジマッチのような高難度なマップでは使い分けていきたい。
いずれの場合も、適切な場所に沼やトーテムタワーを設置して敵を射程距離内に留め置くのがコツである。特に回転刃がアイスソードを獲得すると一石二鳥で非常に効果が高い。クモなどが突進してくるステージではタワーよりも沼を優先し、通り道に赤絨毯のように沼をびっしり設置する戦術もある。
タワーは敵弾を通さず自弾だけを通すのでタワーの後ろから迎撃すると安全。敵弾からクリスタルを守る役割も期待できる。(特にボスの)敵弾が壁をすり抜ける不具合があるがタワーはすり抜けない。盾として使いやすい位置に配置するということも考えておこう。トーテムは逆にクリスタルへの流れ弾を発生させやすいので、トーテムとクリスタルの間に他のタワーを挟むのが定石。
タワーの設置は位置だけでなく建てる順番も重要である。特に序盤がきついマップでは最初に即効性のあるタワーを建てることを心がけよう。厳しいマップで最初に回転刃を建ててスキルのピックが悪いとそのまま詰んでしまうので、建ててすぐ強いタレット・アックス・トーテム・テレポートなどおよび沼を先に建てて安定してからキルゾーンの要に回転刃を建てた方が結果が良いことが多いようだ。
敵が押し寄せてきてしまった後では遠い位置への設置や強化が難しくなることにも注意。そうした場所には、まっすぐな長い通路ならギア、曲がり角が多いなら(あれば)毒トラップを最初のうちに設置しておくのも良い。
敵の侵入ルートが複数ある場合は、片方を塔で塞いでもう片方を自分で対処する形になる。特に、1マスの抜け道はタワー設置で封鎖できる。2マス以上あると完全封鎖はできないが、他にルートがある場合は実質通らないように誘導できる場合がある。(追記:チャレンジマッチではマップが公募になって以降、誘導の余地がなく二正面作戦になるマップが大半となってきている。)
広い空間であってもモンスターは特定のルート(行・列)を通りたがる傾向が強く、タワー本体以外は(ボスがヒーローを追う場合を除き)敵の流れに影響しない。沼を避けたり、回転物を大きく迂回したりといった行動は取らない。同じ面で何度もやられるようであれば一度観察に徹し、敵が通りたがる位置にキルゾーンを作ろう。
モンスターはグリッドに沿って原則的に4方向移動で常に最短距離を進み、距離が同じなら左・下・右・上の優先順位で進もうとする。このため、キルゾーンは必ずしも道が狭くなっている場所に作る必要はない。最短距離であればだだっ広い空間のど真ん中にタワーを並べても愚直に突っ込んできてくれる。最短距離のルートそのものは開けておき(トラップはOK)、その両脇にタワーを置くのがコツ。
右下の画像の場合、上から来たモンスターは初期状態では中央通路へと向かうが、そこに塔を置くことで距離が伸び外側へと流れてしまう。そこで、赤丸の位置にも塔を置くことで再び中央が最短になるようにしている。下の水路の左右にも塔を置きたくなるが、置くと距離が伸びるので敵は外側に流れる。
誘導の応用例をもう1つ紹介しよう。赤丸のような位置に1つ塔を置くごとに距離が2マス増えることを頭に入れておけば、先述の法則によりモンスターの経路を正確に予測できる。誘導は複雑に思えるが実は1パターンしかないので、分かれ道のある面はコーナーに1つタワーを置くごとに敵を反対側に2マス分追いやれる、と覚えておこう。
分岐のあるステージでは、マップを確認したらポーズをかけて、「距離を何マス稼げば誘導できるか」を考えよう。一見不可能に思えるステージは誘導方法が見つかれば楽勝であることが多い。逆に、(LC第8回14や18のような)どうやっても誘導できないステージは二正面作戦でも勝てる程度に調整されている、はず。
移動は基本的に4方向であるが、コーナーでは斜めにも動くので、下のような置き方をすることでコーナリングを妨げてもう(約)1マス稼ぐことができる。
距離の差がギリギリの場合、ヒーローが立ち塞がるなどしてモンスターが「渋滞」するとルートを外れてしまい、少数のモンスターが反対側へ進んでしまうことがあるので注意しよう。安いトーテムタワーは誘導に使いやすいが、分岐の近くに設置すると逆にそちらへ敵を呼び寄せてしまうことがあるので他のものと使い分けたい。
誘導が効かないマップについて、複数ある敵のルートのうち一部にテレポートタワーを密集して建てることで実質上の封鎖が可能な場合がある。強化しない場合は5つほど建てる必要があり、ボスは通り抜けてきてしまうので適用できるステージは限られるが、ハマれば強いので選択肢の1つとして頭に入れておこう。
出現するモンスターはモブ・ボスともにランダムであり、タワーのスキルも運の要素が大きいため、無理ゲーに思えても何度か再挑戦するとあっけなく勝てたりする。このあたりもローグライクのアーチャー伝説らしいかもしれない。どうしても駄目ならタスクキル(やりすぎはBANの可能性あり)。
以上の情報で概ね問題なく勝ち進めるようだが、個別のマップで詰まっている人はTD系イベント開催のたびにRedditやYoutubeに面別の攻略情報が集まっているので参考にするのも良いだろう。
タワーディフェンスモードを実際に利用して開催された/されているイベントを紹介する。
魔王襲来(Demon King Attack)はアーチャー伝説の4周年イベントで登場したタワーディフェンス系の臨時イベント。大きな「クリスタル」のついた塔を守り切るのが目的。後に不定期イベント「クリスタル守護」に改修された。
20のウェーブ制ステージ(レベル)があり、レベル1から順番に攻略していく。表示が紫色のレベルにはボスが登場し、報酬も豪華である。挑戦回数に制限はないが、1回につき5エネルギーを消費する。
初めてクリアすると「初回パス報酬」がもらえ、次のステージに挑戦できるようになる(日数による制限あり)。各ステージでもイベント専用トークン(魂の怨念)・コイン・XPがドロップする。集めたトークンは報酬と交換でき、これがメインの報酬となる。
ヒーローや装備は開始前に選択されていたものがそのまま持ち込まれる。装備はレベル1状態なので普段使ってないものでもOK。
ステージ開始前には防衛塔(タワーとトラップ)を3種類選択できた。選択可能な塔はステージが進むと増えていく。
初見では難度が高めとなっているが、2023年7月の開催時は、通常チャプターの周回でもトークンが落ちたのであまり攻略できなくても交換報酬は獲得できた。また、クリア済のステージは通算1日3回までクイック奇襲でトークンなどの報酬をもらえた。この奇襲はチャプターのものとは別枠であった。
クリスタル守護(Guard the Crystal)は、上述のタワーディフェンスモードが不定期イベント化したもの。1日2回まで、1回5エネルギーでプレイできる。100ジェムで1回おかわり可能。
ゲーム内容は「魔王襲来」とほぼ同様。攻略は魔王襲来に準ずるが、装備の強化がほぼ全て有効化されており、青石も全自動取得になるなどかなり易化しているので特に問題なく毎回クリアできるものと思われる。
最初から全てのタワーを選択できるが、使うのはやはり回転刃と沼だけで十二分。ヒーローが強く、ボスも多く出るのでタワーは数を優先して障壁として使うのが良いようだ。非常に簡単なので、いろいろなタワーを試してチャレンジマッチに備えるのも良いだろう。
マップのプレイにより若干の血飢石とわずかなコイン・経験値が得られるほか、週替わりの報酬と交換できる「ポイント」が1キルにつき1つ獲得できる。イベント自体は1週間単位で、数週間にわたり開催されることもあるが、ポイントは毎週リセットされるので注意。
タスクキル/クラッシュしても直前のウェーブからやり直せるが、それまでのポイントは失われるようなのでくれぐれもクラッシュさせないように。プレイ開始前の再起動をおすすめ。
マップは1つだけ提示されており、ジェムで他のマップと交換できる(20,30,50…)。クリアした場合および日付が変わった場合(日本時間午前1時)も別のマップに強制交換となる。
ウェーブ数が多い方がポイントが多く、勝利時に10ウェーブでは概ね200ポイント弱、15ウェーブでは300ポイント強が得られる。このイベント自体は極めて簡単なので、一番恐ろしい敵は報酬が2/3以下になってしまう10ウェーブ面である。
10ウェーブと15ウェーブが半々だと全勝利してもおかわりなしでは最終報酬の3600ポイントにわずかに届かない可能性が高いので、後でおかわりを強いられるよりは事前に1~2度ぐらいジェムによる交換を成功させておく方が効率が良いかもしれない。
15ウェーブ面を引けている場合、最終ウェーブの最後のモンスターを倒さずわざとやられることで、ジェムを割らず報酬もほとんど減らすことなく15ウェーブ面をキープできる。ドロップを回収しつつ炎小竜ちゃんあたりにクリスタルを倒してもらおう。
タワーを強化しすぎていると最後の敵がクリスタルに辿り着けず死んでしまうことがあるので、なるべくタワーを建てずに直接攻撃で戦うようにするか、早めに迎えに行ってキルゾーンから遠い場所で攻撃が出ないよう足踏みして殺してもらうと良い。回転物があるとうっかり勝ってしまうので取らないでおきたい。
なお、ポイント以外の報酬はウェーブ数とは特に相関していないようなので、ポイント報酬が全て確定した後はウェーブ数にこだわる必要はない。ジェムを無駄にしないように。
タワーディフェンス版チャレンジマッチは、従来のチャレンジマッチのステージがそっくりタワーディフェンスに置き換わったもの。非常に高難度となっており、報酬もS級装備を中心としたものに置き換えられている。
週替わりの特定ヒーローしか使えないためタラニスに頼れず、タワーの選択も他のイベントのように回転刃と沼さえあれば良いというわけにはいかなくなっているようだ。TDモードの可能性の大きさと運営の本気度を感じさせるイベントとなっている。
非常に好評だったためか、現在はチャレンジマッチは全てTD版で開催されるようになっている。詳細はチャレンジマッチ記事を参照。
新作マップ一覧