魔導書(spellbook, book; 本)はチャージが溜まると「究極」と呼ぶ強力な効果を発動できる装備。強化により発動時の性能を向上させられるほか、HPも増強される。N5クリアで解放される。
魔導書を装備するとHPバーの下にチャージを示すバーが出現する。敵を倒すかダメージを受けることでチャージされ、特にボスを倒すと大量チャージ。
チャージが溜まりしだい自動的に発動されるものと、ダブルタップにより発動するものがある(アーケイン、氷、幽霊、時間、秘典)。後者は好きなタイミングで発動できるメリットがある反面、タップによるMCができなくなり、ブロック系の防御バフが機能しづらく、暴発することも多く戦闘に制限がつく。ボス戦に大変強いが、そのボス部屋までチャージを持って行くのに苦労するといった魔導書が多いようだ。
全体的にドロップ率が低くなかなか育たない。特に巨人と時間は入手困難。どの本もミシックの後は混沌までこれといった能力がつかないので、ミシックを一つの区切りとするのも良いだろう。少なくともそれまでは精錬や祭壇などは御法度である。
▸M+1:魔導書基本ステータス+5%
▸M+2:E(もしくはALE?)のグレードアップ ※具体的な効果はわかりにくい場合あり
▸T+1:魔導書基本ステータス+10%
▸T+2:魔導書基本ステータス+10%
▸T+3:Mのグレードアップ ※具体的な効果はわかりにくい場合あり
アイコン | 名称/略号 | 特徴 | 効果 | 出現率 ※1 | 解説 |
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アーケインアーチャー (AA) |
アーチャーのすべてのパワーと経験を備えた書。使用してアクティブ究極スキルを手に入れましょう。 |
飛び道具の頻度と自分の攻撃を上昇させます
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1.1% |
ダブルタップにより発動し、わずかな時間で大量の強力な弾を敵に浴びせかける。ヒット数が膨大になる近接武器や杖でボスなどを瞬時に葬り去ることができる。 厄介なボスはヘリックスやメリンダに近接武器とこれを持たせて突撃するのが定石。猫法師と杖もアリ。「力の対価」スキルとの相性抜群。 チャージは遅めで、モブ戦だと3~4ステージ(ウェーブでも同様)かかる。チャージしてボス戦に臨みたいところだが、モブ戦で暴発してしまうことも多いのが欠点。ボスラッシュではすぐにチャージが溜まるためとても強い。 召喚系のスキル持ちなら、発動により召喚物を一気に出せる。 効果説明には表示されないが斜め(ダイアゴナル)にも矢が出る。 アーチャーという名だが拳や刀と併用されることが多い本。ドロップ率が高く育てやすいのにAoTにも引けを取らない火力を発揮する。 |
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氷の王国 | 強力なフロスト魔法が記された書。使用してアクティブ究極スキルを手に入れましょう。 |
周辺の敵を凍結させ、自分の攻撃を上昇させます
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1.1% |
ダブルタップで発動して周囲の敵にフリーズの効果を与える。 チャージは比較的早く、モブに囲まれて厄介な状況になった時に手軽に切り抜けられる。残念ながら効果は全画面でなく一定範囲内だけなので飛んでくる弾はあまり減らない。 ALEでクリティカル率が大幅上昇するためクリティカルビルドでは悪くない選択であったが、時間の秘話の登場により存在意義が危ぶまれることとなった。 |
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悟り | バトルで新しいスキルを覚えるのに役立つ魔法が記された書。使用して自動の究極スキルを手に入れましょう。 |
フルになると新しいスキルを獲得します
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0.75% |
とてもユニークな魔導書で、敵に対する発動効果は一切ないが、ずっと持っているとスキルを追加で獲得できる。短期決戦ではほとんど意味がないが、長いチャプターなどでは絶大な威力を発揮。 スキル獲得速度は強化で速くなるため、ある程度強化しないと使いものにならない(ので序盤には向かない)。強化すると得られるスキルも2~3種類から選べるようになる。追加スキルは最大5つ。 遠征ではたまに最初から魔導書のチャージが99%になる面があるので持って行ってみるのも面白い。放置系の周回ではスキルの選択が面倒なので不向き。 これも他書にない特徴として、G・R・ALE・Mは常時効力を発揮しているので、持っているだけでも実は地道に強い。中でも弾耐性と接触耐性は重要である。 PvPで機能する唯一の本でもある。ただし、コアグリフは大半が無意味になる。 |
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戦闘技術 (AoC) |
強力な戦闘技術が記された書。使用して自動の究極スキルを手に入れましょう。 |
フルになると飛び道具のノックバック効果が高まります
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1.1% |
チャージは速く、自動的に発動する。ノックバックが大きくなり被弾した敵を遠くへ押し退けられる。 近接タイプの敵に迫られた時に威力を発揮するが、もともとノックバックの強い武器や刀などとは相性が良くない。迫ってくる敵よりも撃ってくる敵の方が厄介なことが多いので使い勝手は今一つ。 発動時に特にエフェクトなどはないので、持ち歩いていたらなんとなく強いなあといった使い心地である。 氷には一歩譲るがクリティカル率+15%があり、自動発動なので戦闘に制限がつかないためこちらを好む人も多い。巨人が登場するまでは一番人気であった。 |
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幽霊の書 | アンデッドの魔法が秘められている - アンデッドの戦士を召喚するために使用でき、装備すると、アクティブスキルが得られる |
バトルを支援するためアンデッドの敵を召喚する
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0.55% |
ダブルタップで各種アンデッドを召喚して戦わせる。 力の入った魔導書でドロップ率も低いのだが、窮地を脱するのに使えるという感じではなく、ダメージ効率ももっと良い魔導書が多いため不人気。 序盤は極めて頼りないのだが、レアリティが上がるとチャージが速くなり持続時間も劇的に延びるため、ステージのかなりの部分をお供と一緒に戦えるようになりずっと楽ができる。他書にない効果の長さが最大の特長と言えよう。 特にタワーディフェンスでは炎魔術師がほぼ常駐してメテオの雨を降らせるのでかなり強い。 ミシックではハートも落ちるようになるためS級装備との相性も良く、再評価の進む可能性のある魔導書である。 |
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(GC) |
7体の巨人との契約 - 巨人パワーを使用できるようになり、装着すると自動スキルが得られる |
エネルギーが完全にチャージされると、勇気の巨人パワーで変身する
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0.55% |
チャージが早く、強力な効果がこれでもかというほど揃った大人気の魔導書。発動時間はかなり長いが、R以降は無敵がつく代わりにダメージを受けると発動時間が削れる。 持っていると一定時間ごとに無敵になるという感じなので、発動したら無敵を利用して安全を確保しても良いし、E以降であれば敵に突撃して一気に倒しても良い。 ルーン「すべての剣スキルとクリティカルのコンボ」はこの魔導書の剣でも発動するため、持っていればさらに強力。 ただし、クリティカル率向上のようなヒーロー自身の火力を上げる効果に乏しいため、終盤になってくると力不足が目立ちだすかもしれない。 詳細は「巨人の契約」の項目を参照。 |
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時間の秘話 (AoT) |
時間の秘密を悟り、周りの時の流れの緩急を操る。装備するとアクティブスキルを一つ獲得する |
発動すると「ブレットタイム」に入り、周りを減速させる
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2022年9月末のバージョン4.3.0で追加された。 発動により敵と敵弾が劇的に遅くなる。氷結と似ているが、こちらは時間切れまではいくら攻撃しても解除されないので足の速い敵を簡単に仕留められる。 ドラゴンや大剣との相性が良く、減速中に特殊攻撃を発動させることで絶大な効果を発揮する。 PEでのクリティカル率は未判明だが、かなり高いようである。クリティカルビルドでも威力を発揮するであろう。 効果の終了時にHPが回復する隠れ能力(?)がある。 魔導書としては最強クラスなのだが、連射が命の拳との相性が悪く、弾耐性ビルドにも使えないため登場して1年も待たずに微妙な選択になってしまった。 しかし弾耐性源のさらなる追加やハンマーの登場に伴い、悟りを外して時間を選ぶ余地も再びできつつある。 |
*1 ゴールデンボックスからコモンが出る確率(2022年8月時点)。グレートはコモンの¼。
略語については装備を参照。
「タイムスパン+1」は究極の持続時間+1秒。