モンスターアリーナ(Monster Arena)は、アーチャー伝説の牧場に付属するミニゲーム。モンスター同士を戦わせる牧場対抗戦に参加でき、回数や順位に応じて卵やエネルギーカプセルなどの賞品がもらえる。卵の重要な獲得源の1つ。無課金でも全サーバランキングで1位を狙える唯一のイベントでもある。
1日3回まで無料でプレイできる。プレイ回数はジェムで追加可能(50,80,100,150…)。結果に応じて勝ち点(トロフィ)が増減して順位が変動し、順位が近い相手と対戦が組まれるようになる。PvPとは違って、実力相応の相手と当たることが多いようだ。上位の相手であるほど勝った時の勝ち点が大きく、負けた時の減点は小さい。ジェムで回数を増やせるので、ある程度は順位をジェムで買えてしまうが、負けると減点なので逆効果になることもあり。
シーズンが終了すると、順位に応じた報酬がもらえる。100位以内に入賞するともらえるボスの卵が目玉。ボス卵は炎の悪霊・真っ赤な魔女・骸骨王 ・巨大氷虫のいずれかで、炎の悪霊のシーズンは競争が激しくなる傾向にある。
順位 | 報酬のボス卵 |
---|---|
1~3 | 3 |
4~10 | 2 |
11~100 | 1 |
101~ | 0 |
また、参加回数に応じて画面上部の宝箱がもらえる。中身は大半がコイン・エネルギーカプセル・「孵化場のチェストの鍵」だが、30回でもらえる箱にはボスの卵があるのでそこまでは取りたい。
孵化場チェストからはランダムの卵もしくは(2023年2月現在)エネルギーカプセルが出る。鍵がない場合も100ジェムからチェストを購入可能で、数個買うごとに値段が100ずつ上がる。なお、勇者特権が5級以上になると毎日1つ孵化場チェストを無料でもらえる。
参加費は完全無料で参加賞がおいしく、手抜きプレイをしても(デュオのようには)誰にも迷惑もかからないので、よく分からないorあまり時間をかけたくなければ適当に配置してあとは1日3度スタートボタンを押すだけでもOK。とはいえ、勝ち方が分かりだすとなかなか面白く、本編そっちのけでアリーナばかりやっている人もいるぐらいなので、参加賞に飽き足りなくなってきたらこのガイドの後半も読んでみてほしい。
牧場のモンスターでチームを組み戦わせ、先に全滅した方が負け。プレーヤーはモンスターの初期配置のみ行い、バトルは全自動で実行される。
配置できるモンスターには制限があり、参加可能なモンスターには魔物図鑑で剣のマークがついている。このラインアップは固定であり、追加などは一切できない。アリーナでのステータスや行動パターンなどのデータも図鑑で確認できる。配置する位置によっても結果が変わってくるのでなかなか奥が深い。一度配置しておけば次回からはその配置がデフォルトで設定されるようになる。
モンスターによって1~4マスの「コスト」があり、合計9マス分までモンスターを投入できる。シーズンごとに「報酬モンスター」が3種類定められており、ラインアップに1体でも加えておけば1戦ごとに+5、1勝ごとにもう+5の勝ち点ボーナスがある。2体以上加えてもボーナスは増えない。
「防御設定」では、自分の留守中に他のプレーヤーが挑戦してきた時の布陣を設定する。防衛側にはポイントの増減がなく、よって「報酬モンスター」も関係しない。負けても直接の影響はないが、挑戦者が多くポイントを獲得することで相対的に自分の順位が下がるかもしれない。
防衛戦の結果は牧場タブの通知コーナーに届く。後出しジャンケンされるので多少負けるのは仕方がないが、あまりに負けが込んでいるようなら配置を見直すといいかも。
アリーナの戦闘は全自動なので、できるだけ★を上げたモンスターを配置してあとは天に祈るしかないように思えるが、実は工夫次第で★不足をかなり補うことができる。挑戦者は常に防御側の配置を見てから自分の配置を決められるので、配置が上手くなればぐっと勝率を上げられるわけである。
アリーナのモンスターには、積極的に前に出て行くタイプと、自陣から出ようとしないタイプがある。また、遠距離攻撃と近接攻撃それぞれの得意不得意もある。これらを考慮し、場合によっては敵陣の状況も加味してモンスターを配置することで勝率を高めることができるはず。
配置されたモンスターの周りに表示される色違いのマスにより索敵・攻撃範囲が、最初に向いている方向から移動先が読み取れるので、それに合わせて配置を考えよう。また、動きの特性については魔物図鑑でも調べることができる。
基本的には、持久力の高い近接タイプのモンスターを前衛、強力な遠距離攻撃を持つモンスターを後衛とする(初期配置は前衛が「前」とは限らない)。コストが前衛4マス、後衛4マスとなるよう配置するのが定石。前衛が敵を足留めし、後衛が火力を浴びせるイメージで配置したい。
高レベルのコウモリや射手のような強力かつ前進しない後衛がいる場合は、前衛を後ろに配置することで安全を確保しつつ敵を射程圏内に引き入れると良い。前衛タイプは自然に前へ出て行くので後方に置いても前衛として機能する。
防御設定ではどうせ後出しされてしまうので、配置にあまり意味のない魔女と骸骨王のタッグあたりを(育っていれば)置いておくのが良いかもしれない。
相手に合わせた配置の妙については名手たちによる動画なども参考にしよう。(動画1、動画2)
モンスターが敵陣の一番奥まで辿り着くと炎のオーラに包まれ、HPがフル回復し攻撃力も強化される(将棋の「成り」)ので、敵陣に隙があり狙っていけそうな時はその隙を突けるよう配置を試みる。骸骨槍兵や緑蝙蝠が適しているようだ。
ただし、成り狙いのモンスターが敵に「捕まって」しまうと、そこに敵が引き寄せられてしまい味方の後衛の射程距離に入ってくれなくなることがあるので注意が必要。このリスクが高い場合には1マス枠では成りを狙わずスライムのような自陣に留まる前衛を使った方が良いことがある。
逆に、できるだけ自陣に隙を作らないよう前衛を配置する。この時、前衛はできるだけ後衛の正面をカバーするように置く。ただし、1マスの小さなモンスターは弱いので多用しない方が良い。
試合開始後30秒が経過すると、全モンスターが「成り」状態となりHPがフル回復し前方へと突撃していく。すぐに決着がつかなかった場合は、この時点まで生き残れたモンスターの数と質で勝負がほぼ決まる。
アリーナで使用するモンスターのおすすめを紹介する。基本的に左ほどおすすめ:
役割 | モンスター |
---|---|
前衛・持久力タイプ | ロックゴーレム、骸骨王、オオカミ、スライム、激おこゴーレム、堕落したコウモリ |
後衛・射撃タイプ | 一つ目のコウモリ、真っ赤な魔女、骸骨射手 |
前衛・後衛兼用 | 豆鉄砲、メデューサ(モブ)、サイスメイジ |
成金狙い | 骸骨槍兵、緑蝙蝠 |
※ Discord(削除済)より翻訳・改変
太字のものは特にアリーナ向きとして知られている。プレーヤーのバフという観点からはあまり魅力的でない顔ぶれだが、アリーナで上位を目指すなら育てていきたい。アリーナでは賞品として卵が大量にもらえるので、アリーナで勝てるようになれば結果的にバフ向けのモンスター育成も捗るはず。特に、上位入賞するとボスの卵がもらえる。
なお、効率の良い周回先として知られるH21には真っ赤な魔女と骸骨王がいるのでアリーナ向きの周回先としても適している。(ただし、この2体の組み合わせは強力ではあるものの、配置に工夫の余地がほとんどないので大きく勝率を上げるのは難しいかもしれない。)
ちなみにモンスターによっては、得意・苦手な相手が存在するので、常に同じ構成でいくよりは相手によって構成を変える方が勝率は高くなる。例を挙げると、相手が骸骨王を使っている場合、正面に骸骨射手を置いておくと高確率で勝利できる。
「報酬モンスター」に3つとも全く育てていないものが出ると大幅に不利になってしまうので、あまり使わないモンスターもある程度は育てておきたい。報酬モンスターのメンツが悪いと感じる時はたいてい誰にとってもそうなので、チャプターでも役立つ★4ぐらいで揃えておけばそこまで苦戦せずに済むはず。エネルギーカプセルが余っているなら、出題されてから泥縄で一気に育ててしまうのも良いだろう。
アリーナでのステータスは★進化により強化され、レアリティアップ(例:グレート★10→レア★0)のタイミングでも表記はないもののステータスは上昇する。
さらに、通常モンスターをエピック以上まで育てるとアリーナ専用の強化バフがそのモンスターに付与され、巨大化や攻撃回避などユニークな技を覚える・・・のだが、エピックまでに卵が100個以上必要なため道のりは険しい。モブを★10にするのに必要な卵は43個、★10からエピック★1までは65個である。
もっとも、2024年2月の時点では概ね★10で揃っていれば問題なく首位争いに参加できているので、あまり無理することもないかもしれない。アリーナ向きの卵がたまたま必要数だけ溜まっていた、といった時に孵化を検討すれば十分であろう。
シーズンで最初にアリーナのタブを開いた時に「ゾーン」(グループ)に割り振られるので、初日もしくは2日目の午前1時少し前など、少し出遅れ気味に参加することで強豪の多いゾーンを多少避けられる。PvPとは異なり、対戦相手は同一ゾーンの牧場のみから選ばれる。
基本的にはプレイするほどスコアが上昇していくので、毎日のプレイも1時直前にすることで、自分の順位が下がっている状態でマッチングされるため若干楽な相手に当たりやすくなる。特に、最終日に大台ギリギリの場合は、1時直前に順位を見て、状況によっては無料分も全部やらずに終えたり逆におかわりしたりして滑り込みを狙える。
シーズン序盤のうちは上位にあまり強くない人が多く混じっているので、ジェムを少し割るのであれば序盤のうちに割ってしまった方がポイントを稼ぎやすい。早めにリードを確保することでライバルに諦めさせる効果も期待できる。中盤以降に割っても高確率で強豪に当たり一進一退になってしまう。
実にせこいが、無課金でボス卵を狙うなら結構効果的なのでこっそりやってみよう。
なお、最終日に1時ギリギリを狙いすぎて1時過ぎにアリーナのタブを開いてしまうと次のシーズンの先頭グループに配属されるので気をつけよう。上の画像のようなことになる。