¶ 精霊
精霊（Spirit）はヒーローに付き添って敵を攻撃してくれるいわゆるペット。従来は単にペットと呼ばれることが多かったが、5.15.0で完全に別物の「ペット」が実装されたため、正式名称の「精霊」で呼ぶことが望ましい。また、牧場のペットとも別物である。
2体まで連れて行ける（同じ種類を2つでもOK）。精霊の効果はミシックおよび骸骨のALEを除き全て精霊自身にのみ適用され、ヒーローには影響しない（ルーンなどで例外あり）。
精霊の攻撃力は微々たるものであまり期待できないが、ヒーローがヘッドショットを持っていると精霊の攻撃でも発動する場合がある。また、ウイングマンのスキルを得たり、エピック以降で精霊自身が盾を獲得したりすると大変優秀な防御手段になる。精霊自身は常に無敵。
副作用として、精霊がボルト（雷）やダークタッチなどを獲得してしまうと眠っているキノコを起こすようになるので、これが困る場合は連れて行かないかレアまでの子を連れて行くと良いだろう。
精霊を巻物で強化すると精霊の攻撃力が増すが効果は小さく、上述のような特殊効果は強化せずとも得られるのであまりコインなどはつぎ込まない方が良い。ミシックになると精霊の攻撃がヒットした敵はヒーローからの攻撃に弱くなるので、ミシックまで育てることには意味がある。それ以上はあまり投資に見合わないため、装備祭壇に回す人も多いようだ。
装備の精霊と牧場のペットには直接の関係はないのだが、牧場のペットを進化させてレアリティが上がると「スピリットサポート」という精霊へのバフが得られるようになる。ヘッドショット・ヒーローの攻撃強化・ヒーローのダメージ軽減など強力なものが揃っているので、牧場経営を頑張れば精霊が見違えるように強くなる可能性も？
¶ 精霊一覧
¶ 基本性能
▸自分（精霊）の攻撃力＋N ※レアリティアップとグレードアップで上昇。
¶ 共通の効果
- G：自分の攻撃速度+10%
- R：自分のクリティカル+20%
- E：N%の確率でバトルでアップグレード後に新たな技能が得られる
※E：50%、PE：60%、LE：70%、ALE～M+1：80%、M+2～：100% - PE：リーダーの攻撃を受け継ぐ+10%
- M： ダメージを受けると、攻撃が命中した敵はより多くのHPを失う
※精霊の攻撃がヒットした敵に、「ヒーローから受けるダメージ+7%」のデバフが短時間かかる（累積しない） - M+1： 精霊基本ステータス+5%
- M+2： Eの効果が「100%の確率」に上昇
- T： 精霊の装備が5レベル上がるごとに、ホストの攻撃力を1%継承できる
- T+1： 精霊基本ステータス+10%
- T+2： 精霊基本ステータス+10%
- T+3：Mのグレードアップ
- Ch：ヒーローの攻撃速度を得る
| アイコン | 名称 | 特徴 | 効果 | 出現率 ※1 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
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エルフ | 暗き森に住まうエルフ。弾を放つ。 (壁貫通×) |
LE：時々攻撃速度が大幅に加速する | 2.7% |
貫通も巻き込みもしないが、攻撃が速いので単独の敵に与えるダメージが大きくボス戦に向く。ノックバックが強いため一部ボスのハメに使える。視界を最も邪魔しないので意外と使える。 Lの効果は約5秒持続。発動時に精霊の頭上に三本矢のエフェクトが出る。 |
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大鎌の魔法使い | 死神のごとく、鋭い大鎌で敵を切り裂く。 (壁貫通×) |
LE：クリティカルダメージが大幅に増加する | 2.7% |
敵に回せば恐ろしく、味方にすると頼りない鎌使いちゃん。群集に強いが壁を越せず命中率も低い。ウェーブ制向き。 Lの効果はクリティカルダメージ+60% |
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ゾンビボム | 範囲ダメージを与える爆弾を投げ続ける。 (壁貫通○) |
LE：床に当たると爆弾が3つの小爆弾に分裂する | 2.7% |
貫通はするものの、弾速が遅くなかなか当たらない。Lはそこそこ強い？ 爆弾が敵弾と紛らわしい。 |
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レーザーコウモリ | 謎の洞窟に住まうコウモリ。放たれるレーザーは障害物をいともたやすく貫通する。 (壁貫通○) |
LE：攻撃した敵に毒が与えられる | 2.7% | 壁も敵も貫通し狙いも外さない。これを選んでおけば間違いない。ただしノックバックなし。 |
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炎のゴースト | 青い炎に燃えるゴーストで、分裂する火の玉を投げます。 (壁貫通○) |
LE：飛び道具が一度跳ね返る | 2.15% | 壁は貫通するが敵は貫通しない。コウモリを2匹維持したくない人は1つをこれにする。跳ね返りで壁際なら2ヒットし、バウンドによる減衰がないので2倍ダメージになる。敵弾と紛らわしい。 |
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うるさいフクロウ | 強風の力の一部であるこのフクロウは敵をノックバックするほどの強風を呼び寄せることができます (壁貫通×) |
LE：一定の距離を進んだ後、飛び道具が2つに分裂する | 2.15% | フロントアロー搭載型の精霊。2ヒットするのでダメージは他の精霊の2倍。さらにノックバックで敵を妨害できる。ただし壁に消されやすい。ググのみ★5で壁貫通がつく。 |
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骸骨の戦士 | かつては強力な戦士だったが、今は長刀を振るい、あなたのために戦う存在 |
LE：クリティカル後、短時間憤怒状態を発動する ALE：致死攻撃を阻止し、ヒーローのために1度死ぬ |
1.6% |
敵1体に張り付き近接攻撃を繰り出す新型。近接故の補正があるのか他の精霊の2倍のダメージを出す。攻撃はさながら刀の近接攻撃のようで、攻撃範囲が広く範囲内の複数の敵にヒットする。 移動速度が速くキビキビ動くが、4方向にしか動けないので斜めに移動する敵は苦手。敵が飛び地にいてもワープして追尾するが、遠すぎると帰って来てしまう。使いこなすには位置関係の調整が欠かせない。 Lの効果は2秒間持続し、攻撃速度増加、クリティカルダメージ+100%の効果。（他にも目に見えないステータスが上がっている可能性あり。）発動中は精霊の足元にオーラが出る。 ALEの能力は強そうだが、発動することは極めて稀なようだ。数ヶ月に一度、気がついたらいなくなっていた、という程度である。 いつからかは不明だが、近接攻撃で敵弾を消せるようになっていたようだ。 |
※1 ゴールデンボックスからコモンが出る確率（2022年8月時点）。グレートはコモンの¼。
※効果のLE=レジェンド、ALE=アンシエントレジェンドを指す
¶ 精霊の行動パターン
遠距離攻撃型の精霊は2回攻撃した後、必ずランダム方向(?)に少し移動するようになっている。ウィングマンや精霊用シールドガードを取っている時はこの移動が役立つのだが、この行動が精霊のDPSを大きく下げる原因となってしまっている。
近接攻撃型の骸骨の戦士のみ例外で、敵が動かない限り自身も動かずに延々と攻撃してくれる。ただし敵が動くと攻撃自体がなかなか出ないので敵を選ぶ。
ちなみに遠距離攻撃型の精霊はターゲットと自身の間に障害物があっても回り込んだりするような行動は一切取らない。壁があろうとおかまいなしに攻撃するので、壁貫通を持っていない精霊は壁の多いステージでは殆ど機能しなくなるので注意しよう。
¶ 精霊のDPS
攻撃1回のダメージだけを見ると1匹あたりヒーローの5%前後のダメージは出しており（さまざまな要因が関係するのでゲームの進行状況によるが）、精錬や宝石のスロットボーナス（Lv38～）、モンスター牧場のスピリットサポートなどゲームの深層部分まで強化を進めれば、ヒーローの10%以上のダメージが出せるのではないかと予想される。ただしあくまで1回の攻撃ダメージの話であり、実際は攻撃速度や弾数やクリティカルダメージ、その他のステータスがヒーローに比べてかなり劣っているほか、上述の行動パターンの違いにより精霊のDPSは正直言って期待できるものではない。
それでも少しでも精霊のDPSを高めたい！という人は、
- うるさいフクロウを使う（フロントアロー付なのでダメージ2倍。ただし障害物に弱い。）
- 骸骨の戦士を使う（ダメージが他の精霊の2倍。さらに行動パターンの違いや「憤怒」の効果で実際はそれ以上に強い。）
- ポンちゃん、メリンダを使う（★5の効果が精霊前矢+1、精霊マルチショットなのでダメージ2倍）
などが効果が高いので、これらを取り入れた上で精錬の強化などをがんばってみてはどうだろうか。
ちなみに精霊のクリティカル率については、レアの「クリティカル+20%」と宝石スロットLv16ボーナスの「精霊のクリティカル率が上がる」が適用された状態で、150回程度の試行で約⅓がクリティカルとなった。クリティカルダメージに関しては基本が200%で、宝石スロットLv16ボーナスの「精霊のクリティカルダメージが増加」があると40%増えて240%となる。
以前に比べると精霊用のバフ要素もかなり増強されており、またヒーローが弱体化されているイベントステージなどでは精霊のダメージが馬鹿にならない場合もあるので、レベル1のままにしておくような極端なことはあまりおすすめしない。たまには宝箱などを精霊だけに攻撃させて実際のダメージを観察してみよう。
¶ ミシック時代のペット選び
ミシックの精霊を巻物で強化しても期待されるDPSは2体合わせてヒーローの1～3%程度にとどまることがほとんどと思われる。他方で、ミシックの精霊とヒーローが敵を同時攻撃できれば+7%の「ヒーローの」ダメージバフが得られる。
精霊が壁を貫通できてもヒーローはできないので、この観点からは精霊に壁貫通があってもあまり効果が期待できない。壁の同じ側にいる敵に連続的にヒットできたり、ノックバックでその敵の攻撃を遅らせたりできる精霊の方が効果的なことが少なくないようだ。
また、片方がヒットしてくれれば十分なので、同じ精霊を2体よりも、攻撃パターンの大きく違う2種類の精霊を連れて行った方がより効率的にヒーローの目前の敵を捉えられる。
海外のランキングなどではコウモリ一択でエルフが最下位になっていることが多いが、ミシックになっても本当にそうかは一考の余地があるかもしれない。